イケア・ジャパンは8月30日、新型ゲーミングチェア「STYRSPEL」(スティルスペル)を発表した。発売予定は10月で、税込み価格は2万9990円だ。
同社は2021年よりゲーム関連モデルを展開しており、ASUSのゲーミングPCブランド「ROG(Republic of Gamers)」とのコラボモデルも投入されているが、今回のSTYRSPELは自社開発で同社のゲーミング家具シリーズに加わった新モデルとなる。パープル/ブラック、ブルー/ライトグレー、ダークグレー/グレー、グレー/レッドの4色で展開される。
STYRSPELは背もたれや座面、ヘッドレストなどのシート部分をメッシュ化することで、ゲーミングチェアというよりもオフィスチェアに近い見た目だ。これにより、通気性が保たれて蒸れにくくなっている他、右側のレバーで座面の上下昇降行える。また、ヘッドレストやアームレスト、腰当て(ランバーサポート)も高さ調整が可能で、左右に振って好きな角度で固定できるなど、ゲームプレイを長時間楽しめるように設計されているのもポイントだろう。
左側面にあるレバーを上に上げると座面を前後に移動でき、座面を固定したらこのレバーをつかんで引き出すと背もたれが前後に稼働するようになる。そこで、リクライニングの位置を決めてレバーを押し込むと背面が固定される。180度までは開かずフラットな状態にはならないが、おおよそ130度〜140度まで倒すことができるので、リラックスしたいときに役立つ。
ちなみに、アームレストは背もたれのパーツに取り付ける構造のため、一体で傾斜する。これにより、アームレストと背もたれは角度が連動する形になる。
座り心地はホールド感があり、背もたれがピッタリと体を支えてくれる印象だ。一般的なゲーミングチェアのゴツゴツとした見た目ではないので、利用シーンを選ばずに導入できそうだ。
続いて、同社のSDGsへの取り組みを紹介する。
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