PCゲームプラットフォーム「Steam」を運営するValveは2月17日(現地時間)、2022年にSteamで配信されたデータ量は合計44.7EB(エクサバイト)だったと発表した。これは、2021年から36%増加しており、地球上の80億人全員が5.5GBのゲームをダウンロードしたのと同じくらいの量だとしている。
このデータは、2022年を振り返る記事の中で明かされたものだ。2022年10月下旬には、Steamにサインインしている同時接続ユーザー数が3000万人を突破。これは同社で初めて2000万人を記録してから1年半後のことだった。
また、2023年1月には、既に同時接続ユーザー数が3300万人を超えたとのことだ。アクティブユーザーだけでなく、新規購入者(Steamで初めてお金を使う顧客)も1日平均8万3000人と好調だ。
こういった成長の原動力になったのは、業界大手のAAAタイトルだけではなく、新しいスタジオが制作したインディー作品が驚異的なヒットを飛ばしたことが大きいと分析する。各月の新作トップリリースでは、85本のタイトルがSteamで初めてゲームをリリースするスタジオによるものだったとしている。
Metaは2月22日、Meta Quest 2およびMeta Quest Proの「v50ソフトウェアアップデート」を発表した。このアップデートでは、ホーム画面でのインタフェースをスマートフォンやタブレットのように操作できる「ダイレクトタッチ」という新機能テストが開始される。
またMeta Quest 2では、Meta Quest Pro向けに提供されている「ゲーム内マルチタスク」も提供が始まった。
Meta Quest 2/Proでは、既にハンドトラッキングに対応しており、コントローラーを使わずとも画面内で「つまむ」動作をすることで項目選択などを行えていた。新しいダイレクトタッチでは、メニュー画面をタップしたり、ライブラリをスワイプしたりといった動作が可能になる。これにより、バーチャルキーボードで指を使ってタイプすることも可能となるという。
ゲーム内マルチタスクは、プレイ中のタイトルを閉じることなく、Meta Questブラウザなどの2Dアプリを起動できるという機能だ。ゲーム中に、その攻略情報やパッチノートを読むことが可能となる。
V50ソフトウェアアップデートは、今後数週間をかけて段階的に提供される予定となっている。
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