Microsoftの副会長兼プレジデントのブラッド・スミス氏は2月20日(現地時間)、任天堂とActivision Blizzardの人気ゲーム「Call of Duty」を10年間、Xboxと同じタイミングで提供するという10年間の法的拘束力のある契約を結んだとツイートで発表した。
また、21日(現地時間)には、同内容をNVIDIAとも締結したと公式ブログで発表。こちらに関してはCall of Dutyに限らず、Xbox PCゲームを10年間、NVIDIAのクラウドゲームプラットフォーム「GeForce NOW」に提供するとしている。この契約により、MicrosoftによるActivision Blizzardの買収が完了すれば、Call of DutyなどのタイトルをGeForce NOWでプレイ可能になる。
Microsoftが2022年1月に発表したActivision Blizzardの買収は、米/EU/日本などの規制当局が懸念を表明しており、今回の10年契約は買収後にCall of Dutyなどの人気タイトルをXboxが独占するのではないかという懸念を払拭(ふっしょく)するのが狙いと考えられる。
Microsoftは2月21日(現地時間)、Windows 10およびWindows 11向けに2月度のプレビュー更新プログラムを公開した。この更新プログラムは、セキュリティアップデートを含まない「Cリリース」と呼ばれるもので、オプション更新として手動で適用できる。
Windows 11 21H2向けでは、顔認識の高度な自動学習機能が導入された他、カラーフィルターで「反転」を選択した際にグレースケールに設定されるなどの変更が加えられている。
なお、3月以降、Windows 10 20H2および21H2にはプレビュー更新プログラム(Cリリース)は提供されない。これらのバージョンでは、累積的な月次セキュリティ更新プログラム (Bリリース)のみの提供となる。
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