コロナ禍も落ち着きを見せ始め、在宅勤務からオフィスに戻って仕事をする人も増えてきた。ただし、オフィスへの出社前提ではなく、自宅などオフィス以外での業務、いわゆるハイブリッドワークを認める会社も増えている。
そうした勤務形態では、自宅以外でもコワーキングスペースやカフェなど、周囲が静かとはいえない環境でオンライン会議に参加する機会もあるはずだ。そうした場合に必須となるのがイヤフォンやヘッドフォンだが、長時間の装着は耳が疲れたり、かばんの中でかさばったりすることにストレスを感じる人もいるだろう。
そういった状況の人に役立ちそうなのが、折りたたんでコンパクトに持ち運べるヘッドセット「Jabra Evolve2 65 Flex」だ。GNオーディオジャパンが4月に発売した製品で、直販価格はヘッドセット単品が4万2790円、充電スタンド込みが5万1260円(共に税込み)となっている。
Jabra Evolve2 65 Flexは、業務用ヘッドセット「Jabra Evolve2」シリーズとして、はじめての折りたたみに対応したモデルだ。折りたたむと非常にコンパクトに持ち運べる。一般的なオーディオ用ヘッドフォンでも折りたためるものはあるが、Jabra Evolve2 65 Flexはそれらと比べてもコンパクトで、重さも公称で約136g、実測で138gと軽量だ。これならカバンに入れても負担になりにくいだろう。
一方で、本体がコンパクトでも収納ケースがかさばってしまっては意味がない。その点、Jabra Evolve2 65 Flexはフェルト素材の専用ケースが付属しており、収納状態でもコンパクトに収まる。これなら安心してカバンに入れて持ち歩けそうだ。
ヘッドセットとしての主な仕様は、下記の通りだ。
コンパクトサイズのヘッドセットということもあり、イヤーカップは小さめだ。長時間の装着でも疲れないように「Jabra エアコンフォート テクノロジー」と呼ばれる新設計の内側素材を採用している。既存の素材よりもソフトな触感が特徴だという。
実際に装着してみると、頭を押さえつけられる感じはほとんどなく、耳に軽く乗せているという感覚だ。Jabraの公式サイトでは「装着しているのを忘れてしまうほど」という記載もあるが、正直にいえばそこまでには到達していないように思う。
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