Qualcommは8月4日(現地時間)、Robert Bosch GmbH、Infineon Technologies AG、Nordic Semiconductor、NXP Semiconductorsと次世代ハードウェア開発およびRISC-Vの普及を目的とした新会社を設立すると発表した。
ドイツに設立される新会社は、オープンソースのRISC-Vベースの製品開発や、リファレンスアーキテクチャを提供し、業界で広く使用されるソリューションの確立を支援する。最初のターゲットは車載だが、最終的にはモバイルやIoTにも拡大する予定としている。
Qualcommは、「RISC-V技術のさらなる採用により、エレクトロニクス業界の多様性がさらに促進され、中小企業や新興企業の参入障壁が軽減されるとともに、既存企業のスケーラビリティーが向上する」としている。
エレコムは8月10日、2017年2月以前に発売した無線LANルーターなどのネットワーク製品の一部において、製品発売時には存在しなかった脆弱性が判明したと発表した。
対象となる製品はエレコム製品14モデル、ロジテック製品12モデルで、このいずれも既にアップデートサービスを終了している。このうち、「WAB-S600-PS」「WAB-S300」については設定から軽減/回避策を実施できるが、それ以外の製品は対処法がなく、継続利用すると悪用される可能性がある。このため製品の利用を中止し、代替品への切り替えを推奨している。
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