ここからはベンチマークテストでEM680の実力を見ていこう。まずは定番ベンチマークテストのUL「Procyon」からだ。ビジネスシーンを想定して、Officeアプリの評価をする「Office Productivity score」を実施した。その結果は以下の通りだ。
これをCore i7-11390H(4コア8スレッド/最大5.0GHz)、Intel Iris Xe Graphics搭載のノートPC(メインメモリDDR4 32GB)と比較したのが下のグラフだ。最新世代のシステムとしての実力を十分に発揮していることが分かる。
続いて3Dの性能を測る「3DMark」についても実施した。グラフィックスは3D性能がそれほど高くないのでゲーミングPCのような結果にはならないが、3Dゲームはグラフィック設定を低にしたり、2Dを主体にした軽いゲームを選択したりすれば十分に動作は可能だろう。
ここまで見てきたように、EM680は最新のアーキテクチャを採用したPCで、CPU内蔵のグラフィックス機能を使用しているためゲーム用途は限定されるが、ビジネス用途であれば十分に活用できる性能を持つことが分かる。
何よりも特筆すべきなのはそのサイズで、デスク上に置いて使用しても全く邪魔にならないのが大きなメリットだ。ベンチマークテストなどの負荷をかけた際のファンの風切り音も許容範囲であり、実運用でも快適に使用できるだろう。
小型のマウスとキーボードを利用すれば、どこかに持ち歩いて使用するのでも十分に対応できる。EM680は机に置いて利用する以外にも、さまざまな活用法が考えられるPCだ。
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