Ryzen Threadripper 7000に関しては、CPUよりも対応マザーボードの流通量を心配する声が多い。あるショップは「主要なメーカーから年内にTRX50マザーが1モデル登場すれば御の字という感じです。ただ、登場してもごく少数になる見込みなので、激しい取り合いになるでしょうね」と見通していた。
その中で、先週末にはギガバイトからAMD TRX50チップセット搭載マザー第1号となる「TRX50 AERO D」が登場している。価格は13万8000円前後だが、やはり流通量は少なく、大半のショップで既に売り切れとなっている。
TRX50 AERO Dは、DDR5-5200 RDIMMのクアッドチャンネル(最大1TB)に対応するE-ATXモデルで、16+8+4の電源フェースを備えている。10GbEと2.5GbEのデュアル有線LANとWi-Fi 7対応の無線LANが使え、4基のNVMe SSDスロット(うち3基はPCIe 5.0対応)や、3基のPCIe x16スロット(うち2基はPCIe 5.0対応)を備えている。
入荷して即売り切れとなったオリオスペックは「エンスージアスト向けの作りで、やはり7000Xと組み合わせて使われるのではと思いますね。既に争奪戦が始まっている印象です」と話していた。
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