多機能さに驚き! タッチ対応で便利に使えるデルの23.8型ディスプレイ「P2424HT」を試す(3/3 ページ)

» 2023年12月04日 12時00分 公開
[齊藤倫也ITmedia]
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「液タブ」スタイルでタッチ操作もラクラク!

 先述の通り、P2424HTは最大10点のタッチ操作に対応している。DisplayPort Alternate Mode対応のPCと接続する場合はUSB Type-Cケーブル1本で、非対応のPCと接続する場合はHDMI端子またはDisplayPort端子とUSB Type-C端子を組み合わせて接続すればOKだ。

 そもそも、PCにタッチパネルが必要かどうかは賛否が分かれる。筆者個人としてはこれまで必要性をあまり感じていなかったのだが、画像編集ツールで2本指で画像を回転させたり、文書に手書きで文字を入れたりする際に、非常に便利であることに気が付いた。

 しかも本機の場合、付属のスタンドの可動域が広いため「液タブ」スタイルでタッチ操作ができる。正面にディスプレイがある場合に比べて、液タブスタイルなら長時間の操作でも腕が疲れにくく、快適だ。PCを使った作業のスタイルを大きく変えてくれるだろう。

 なお、ペンについては静電容量式の市販品を使える。デジタイザーペンは非対応だが、「ペン操作もしたい」という人は参考にしてほしい。

タッチ操作 本機は最大10点のマルチタッチ操作に対応している。操作の追従性も良好で、指(あるいは静電容量対応のペン)で文字を書き込むのも容易だ
タッチ操作 2本指を使ったピンチイン/ピンチアウト(左)はもちろんのこと、画像編集時の各種調整(右)もタッチ操作なら容易に行える

各種設定は背面のジョイスティックで Windows PCならアプリでも

 各種設定を行うためのOSDメニューは、本体背面のジョイスティックを押し込むと表示される。初期設定では「入力信号(入力切り替え)」「プリセットモード(色設定)」「輝度/コントラスト」のショートカットが設定されている。

ジョイスティック OSDメニューは、本体背面左側(正面から見て右側)のジョイスティックを押し込むと表示できる
第1階層 OSDの第1階層はショートカットメニューとなる。詳細設定を表示したい場合は、ジョイスティックで上の「メニュー」を選択して、押し込もう
第2階層 OSDのメインメニュー。日本語を含む多言語表示に対応している
色メニュー カラー設定は標準/ムービー/ゲーム/暖色/寒色の5パターンと、RGBを自分で調整する「ユーザーカラー」が用意されている

 Windows PCと接続した場合は、専用アプリ「Dell Display Manager」からもディスプレイの設定を行える。

 このアプリには、ウィンドウのレイアウトを選んで簡単に配置できる「Easy Arrange」という機能もある。アプリのウィンドウ配置を保存した上で、手動、あるいは指定時間になったら一括起動できるので「アプリを開いて、ウィンドウを定位置に並べて……」という手間が省けて便利だ。

Dell Display Manager Dell Display Managerを使えば、OSDメニューと同じ設定をWindows上から行える。加えて、ディスプレイの明るさをスケジュールに従って自動的に変更する機能も備えている
Easy Arrange Easy Arrangeを使うと、好みのウィンドウ配置を覚えてくれるので、わざわざ配置し直す必要がなくなる

Macでもタッチ操作OK 値段相応の作りの良さが魅力

 P2424HTは、WindowsだけでなくmacOSにも正式対応しているタッチ対応ディスプレイだ。今回はWindows PCと組み合わせてレビューしたが、Macでも専用の「UPDDドライバー」を組み込むことで最大10点のマルチタッチ操作を実現できる。

 ちなみに、本機はLinuxでもタッチ操作に対応するが、WindowsやmacOSとは異なり、最大3点検知になるので注意したい。

 P2424HTは「PCとデバイスの接続を一気にやりたい」「タッチ操作を使いたい」「広範囲に動かせるスタンドが欲しい」といった需要に応えられる、先進的で満足感の高いディスプレイだ。価格が5万円弱と少し高いように感じるかもしれないが、ディスプレイ自体のスペックやスタンドの作りの良さを考えると、妥当な価格だとも感じる。

 今回取り上げた中で1つでも気になる機能があれば、ぜひ本製品を選択肢に加えてみてほしい。

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