このドスパラ宇都宮鶴田店を任されたのは、伊藤晴貴さんだ。何と高卒入社で20歳という最年少での就任となった。人当たりもよく、とても愛されるキャラクターである。福島県郡山市出身で、ドスパラ郡山安積店を訪ねたときにとても印象がよかったのでぜひ働きたいと同社に応募したという。
高校卒業後に正社員として、2022年度の新卒として採用された。「ゲーム好きにはたまらない空間だったので入社したいと思いました」と伊藤さん。会話が好きなので、来店者と話す中でいろいろな情報を得られるのが楽しいという。
伊藤さんのゲーム歴は、PlayStation 4でFPSにハマったのがきっかけとのこと。今はPCゲームに軸足が移り、FPSタイトルの「VALORANT」を主にプレイしているそうだ。「この店舗はJR東日本トレインシミュレーターを初めとして体験コーナーが充実していて、初めて来店される方でもすごく楽しめる店舗になっていると思います」とプッシュする。
なおドスパラ宇都宮鶴田店ではジャンクパーツも置かれるようになったので、自作PC好きの人にも楽しめる空間になっているとのことだ。
オープン前日の12月15日に取材をしたところ、YouTubeでチャンネル登録者数173万人の「SAWAYAN GAMES」のトカチョフ・サワさんが訪れていた。ウクライナ出身のサワさんはサードウェーブが2022年にスポンサーになっていたこともあり、縁が深いのだそうだ。
サワさんはドスパラ宇都宮鶴田店を訪ねた感想を聞かれて「新しくできた店舗は新品の香りがいいですね。製品の配置も分かりやすくて、Webカメラのコーナーは実際に映した画質の比較もできるし、視覚的に分かりやすくなっていると感じました」と語る。
ドスパラの店員さんには製品についていろいろと尋ねたそうで、「キーボードも実際に触ってみて、キーを押した際の音や感触を確かめました。人によって好みが分かれるので、ネットで見たときにはこれがいいなと思っても、実物を触ると別のものがよいと分かったりします。お店に来て実際に触るのは大事ですね」とサワさん。
店舗を見て気になった製品を挙げてもらうと、Elgatoの配信用デバイス「Stream Deck」シリーズだという。「ボタンを押すと表示が変えられたりするのがいいですね。すごく便利だと思って感動しました。コンパクトなSteam Deck Miniはボタンが6個ありますけど、自分としては6個では足りないですねきっと(笑)」とサワさんは楽しそうに語った。
サードウェーブがスポンサーになっていたときには、新しい機材を購入するためにいろいろと相談していたという。「何かやりたいときの実行に移す速さがすごいんで、ドスパラさんと取り組みができてよかったなと心から思っています」とサワさん。「せっかく宇都宮まで来たので、がっつりと買って帰ります」とも話していた。
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