サードウェーブが運営するPCショップ「ドスパラ」に、新店舗「ドスパラ宮崎恒久店(みやざきつねひさてん)」が加わった。ドスパラとしては初の宮崎県出店ということもあり、7月22日の開店前に60人程度の行列ができたため、通常の開店時間である午前11時30分を繰り上げて午前11時前にはオープンするほどのにぎわいを見せた。
この新店舗も、従来のドスパラ郊外店と同様に“体験”を重視した店舗構成になっているのが特徴だ。店内で販売されているキーボードやマウスは実際に試せるだけでなく、併設のフィッティングルームでヘッドセットやマウスパッドも含めて試用可能だ。最近では定番となっている、ゲーム配信体験やVTuber体験なども行える。
ドスパラ宮崎恒久店の店舗面積は約120坪(約397平方m)と、同店舗の郊外店としては中くらいの規模で、それほど大きくもなく、小さくもなくといった感じだ。
ただしアイテム数は約1600点と充実しており、店舗に入ると左側にコラボPCやゲーミングPC、クリエイター向けPCが並び、PC関連の商品が一堂にそろう。右側にはキーボードやマウス、マザーボード、グラフィックスカードといった製品が所狭しと置かれているのに加え、CPUクーラーや電源ユニットも数多く展示されている。
店舗右奥にはディスプレイ製品や中古PCが置かれているが、他の店舗にない特徴として中古のCPUとメモリが展示されていた。オープンしたばかりなため、本店舗で買い取りしたものではなく、工場から回ってきたものや他店舗などで買い取ったものを展示しているとのことだった。
ドスパラ宮崎恒久店の店長を務めるのは、髙山将介さん。学生時代に旧ドスパラ金沢店(現ドスパラ白山フェアモール松任店)でアルバイト勤務を経て社員になった。ドスパラ甲府飯田店に異動した後、店長としてのスキルを学んでドスパラ宮崎恒久店に着任した。
「ドスパラ甲府飯田店に異動してから、ずっと店長として働きたいという希望を出していました。社員として働いている以上は、キャリアアップを考えるなら店長ですから」と髙山さん。宮崎の夏の暑さは甲府とはまた違ったものがあるという。
「甲府はじりじりとした暑さですが、宮崎は湿度が高めですね」(髙山さん)。地域社会に貢献できるような店舗を目指したいとも語る。
髙山さんはゲームが好きで、FPSゲームの「VALORANT」を社内の人などとプレイするという。そんな髙山さんが普段使っているのは、Ryzen 7 5800X3DのCPUで組んだデスクトップPCだ。
メモリが32GBで、ストレージはSSDが1TB/HDDが2TBという構成になっているという。AMDがゲーミングCPUをうたっているので、Ryzen 7 5800X3Dを選んだのだそうだ。ちなみにHDDはゲームプレイ録画用とのことだった。
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