量子ドット採用、付属のスタイラスでペンタブのようにも使える EHOMEWEIの17型モバイルディスプレイ「E170DSR」を試すモバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

» 2024年01月31日 17時22分 公開
[山口真弘ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 もう1つ、製品の特徴として最薄部が5mm(実測)というボディーの薄さが挙げられる。単に薄いだけの製品ならば他にもあるが、本製品はCNCメタルの採用によりスマートフォンを思わせる丈夫さで、実際に手に取っても、ひ弱さは全く感じない。

 その一方で、重量はズシリと重い。17型というビッグサイズゆえ、一定の重さがあるのは当然だが、実測では1015gと大台を超えている。持ち歩きに使えるかは、この重量が許容できるか次第だ。本製品は縦向きでも使えるのが1つの売りだが、この重さのため安定性は決して高くないので、設置時には気をつけたい。

 付属品はUSB Type-Cケーブル×2本、HDMIケーブル、USB Standard A→USB Type-Cケーブルの他、USB Power Deliver(PD)対応の充電器、スタイラスタッチペン、保護フィルム、さらにキャリングケースと充実している。特に保護フィルムが付属するのは、モバイルディスプレイとしては非常に珍しい。

photo USB Type-Cケーブルは、データ伝送用と給電用の計2本が付属する。この他にHDMIケーブル、USB Standard A→USB Type-Cケーブル、USB PD充電器、スタイラスタッチペン、替え芯も付属する
photo USB PD充電器は最大30W対応で、PSEマークも取得済みだ
photo この他に画面保護シート、クリーニングクロスも付属する
photo キャリングケース(左)も付属している。厚みもあり耐衝撃性は高そうだ
photo 重量は実測1015g。17型、かつスタンドと一体型ということでかなりの重さだ
photo キャリングケース込みだと実測1277gだった

USB Type-CもしくはHDMIで接続。タッチ操作にも対応

 では実際に使ってみよう。接続方式はUSB Type-CもしくはHDMIの2択となる。本体のUSB Type-Cは2基あるが、デバイスとの接続に使うのは上側のポートで、下側のポートは給電専用だ。HDMI接続でタッチ操作も行いたい場合は、補助のUSBケーブルをデバイスに接続する必要がある。

 本製品には、電力が不足した時のために最大30WのUSB PD充電器も付属する。今回の試用環境では、USB Type-C接続で輝度を100%にしても補助給電は必要なかった。出番は多くはなさそうだが、充電器としてはスマホの急速充電にも対応しうるスペックなので、例え本製品の利用時に出番がなくとも単体で使い道があるだろう。

 いずれにしても、補助給電のために充電器まで付属している製品はASUS JAPANなど一部のメーカーしかなく、またその充電器がUSB PDの急速給電にも対応しているケースは非常にレアだ。

photo USB Type-Cポートは2基あり、デバイスとの接続に使うのは上側で、下は給電専用だ
photo 14型のThinkPad X1 Carbon Gen 9と並べたところ。サイズの違いは一目瞭然だ
photo 画面を横方向から見たところ。色の変化などは、ほぼ見られない
photo ポートはスタンドにあるためノートPCを左右に並べてもケーブルは干渉しない
photo フットプリントは小さく、ノートPCと背中合わせでも快適に使える
photo 縦向きにした状態での利用にも対応している。角度調整は行えない

 使っていて若干気になったのが、ケーブルを接続する順序だ。一般的なモバイルディスプレイでは、ノートPCとモバイルディスプレイ、どちらに先にケーブルをつないでも問題なく画面が表示されるが、本製品はまずノートPCに先にケーブルをつなぎ、その後にディスプレイ本体につなぐという順序でなければ、信号なしという画面表示のままになることが多いようだ。

 これは接続ポートを自動判別にしていた場合の話で、100パーセント再現できるかというとそうではなく、筆者が把握できていない挙動の癖もあるようなのだが、いずれにせよ一発で接続できないケースは他製品に比べて多いように感じられる。何かしらうまく表示されないトラブルがあった場合は、ケーブルをいったん抜き差ししてみることをお勧めする。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月28日 更新
  1. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  2. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  3. なぜ元Appleエンジニアは熱意を失い起業したのか? スマートグラス「Even G2」イベントで語られた、次世代機「G3」へのロードマップ (2026年07月27日)
  4. 480mm水冷に160mmファン搭載ケース! 夏のアキバは「大風量パーツ」がアツい (2026年07月27日)
  5. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  6. ポタ電と組み合わせて使える「Soraiori ポータブルエアコン」がセールで16%オフの2万9980円に (2026年07月27日)
  7. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  8. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  9. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  10. Jackery、定格1500Wを実現するポータブル電源「1000 New」の新モデル 19%小型化 (2026年07月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー