量子ドット採用、付属のスタイラスでペンタブのようにも使える EHOMEWEIの17型モバイルディスプレイ「E170DSR」を試すモバイルディスプレイの道(3/3 ページ)

» 2024年01月31日 17時22分 公開
[山口真弘ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

OSDメニューはタッチで操作

 続いてOSDメニューもチェックしておこう。OSDメニューは、側面の物理ボタンを使って表示させた後に、タッチスクリーン上で操作を行う。全てのメニューがアイコンで表示されており、テキストラベルがほとんどない。一部分かりにくい項目があるが、操作性自体は悪くない。

 ただし、このOSDメニューを表示するためのボタンは本体ではなくスタンドにあり、しかもそれが正面から見て左側の奥ということで、手を大きく回して操作しなくてはならず、少々使いづらい。せめて左側ではなく右側にあった方が、ボタンを押した後すぐに同じ手でタッチ操作ができて便利だったのではと思う。

photo OSDメニューを表示させるにはスタンド左側面にある2つのボタンを使用する
photo ボタンを単押しすると接続方法の選択が行える
photo メインメニュー。こちらは画面タッチで操作する。アイコンが多用されておりやや分かりづらい
photo ボタンを上に倒すとメインメニューを経由せずに輝度を調整できる
photo ボタンを下に倒すとメインメニューを経由せずに音量を調整可能だ

ペンタブのように使えるスタイラスタッチペンが付属

 さて、本製品にはスタイラスタッチペンが標準添付されており、本製品をペンタブレットのように利用できる。タッチに対応したモバイルディスプレイは多数あるが、本製品のようにスタイラスが付属し、タッチでもスタイラスでも、どちらでも利用できるのは珍しい。

 スタイラスタッチペンは4096段階の筆圧検知と、45度の傾き検知に対応している(macOSおよびAndroidは筆圧検知に非対応)。バッテリーを内蔵しており、給電は側面にあるUSB Type-Cポートから行う。また本体後部には導電繊維のキャップも取り付けられており、指先を使わずにタッチ操作が行える。

 ざっと使ってみたが、Surfaceなどでも採用されているMPP2.0規格に準拠したスタイラスタッチペンということで、非常に安定している。利用にあたってペアリングは不要なので、接続元のPCでも同じMPP2.0対応のタッチスクリーンを採用している場合、このスタイラスタッチペン1本で両方をまとめて操作できるのも、使い方によっては便利かもしれない。

photo Windows/macOS/Androidについてはタッチ操作に対応する
photo 付属のスタイラスタッチペン。親指の位置にあるボタンは電源ボタンと右クリックの兼用だ
photo 尾部には導電繊維のキャップがあり、タッチ操作を利用できる
photo 4096段階の筆圧検知に対応する。スタンドの角度をこれ以上浅くできないのは、ややマイナスだ
photo スタイラスタッチペンを画面に近づけると、ポインターが表示される
photo 導電繊維キャップを使ってのタッチ操作も行える。指先では操作しづらい場合に便利だ

実売4万6980円はリーズナブルと感じる内容

 以上のように、モバイルディスプレイとしての機能はほぼ全部入りで、さらにスタイラスタッチペンのような付加価値もある。それでいて3年保証まで付属しているなど、実売4万6980円(税込み)という価格はむしろ安く感じる。Amazonでは定期的に割引クーポンも出ているようなので、それらを併用すれば、お買い得感はさらに増す(記事掲載時点では、5000円クーポンが適用され実売4万1980円になっている)。

 そんな本製品であえて弱点を挙げるとするならば、設置方法のバリエーションの少なさだろう。本製品のスタンドは横置きと縦置きの両方に対応できるが、VESAマウントや三脚に取り付けられるようなギミックはない。

 できるのはせいぜい、タブレット用のアームを使っての設置くらいだろうが、画面サイズが大きいため適合するタブレットアームは多くなく、また背面スタンドの段差があるため、必ず取り付けられるとは限らない。17型という大画面ゆえ据え置きでの利用も視野に入る本製品だが、設置方法が限られている点は、考慮しておいた方がよさそうだ。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月28日 更新
  1. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  2. 480mm水冷に160mmファン搭載ケース! 夏のアキバは「大風量パーツ」がアツい (2026年07月27日)
  3. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  4. なぜ元Appleエンジニアは熱意を失い起業したのか? スマートグラス「Even G2」イベントで語られた、次世代機「G3」へのロードマップ (2026年07月27日)
  5. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  6. ポタ電と組み合わせて使える「Soraiori ポータブルエアコン」がセールで16%オフの2万9980円に (2026年07月27日)
  7. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  8. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  9. Jackery、定格1500Wを実現するポータブル電源「1000 New」の新モデル 19%小型化 (2026年07月27日)
  10. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー