17.3型のビッグサイズなモバイルディスプレイ「LCD-YC171DX」を試してみたモバイルディスプレイの道(1/3 ページ)

» 2023年10月11日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 アイ・オー・データ機器の「LCD-YC171DX」は、現在のモバイルディスプレイの主流である15.6型よりも2回りは大きい、17.3型というビッグサイズのモバイルディスプレイだ。パワーパススルーにも対応しており、利用しながらPCを充電することも可能だ。メーカーから機材を借用したので、レビューをお届けする。

17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 アイ・オー・データ機器のモバイルディスプレイ「LCD-YC171DX」。ボディーサイズは約396(幅)×247(奥行き)×14(厚さ)mmと、17.3型だけあって大きめだ

スタンドが一体型の17.3型大画面モデル

 まずは基本的な仕様をざっと押さえておこう。パネル表面は非光沢で画面サイズは17.3型、解像度は1920×1080ピクセル、視野角は水平/垂直ともに178度だ。パネルタイプはAAS(Azimuthal Anchoring Switching)で、最大輝度は200ニト、コントラスト比は1000:1、応答速度は5ms(GTG時)、リフレッシュレートは60Hzとなる。タッチ操作には対応していない。

 ボディーは背面にあるスタンドが一体化しており、持ち歩く場合には背面にたたむ構造になっている。角度は20〜60度の範囲で無段階に可変する。接地面の幅が広いので、この手のスタンドとしては安定感は高い。

 最薄部が約8mmとスリムな一方、ボディー背面下部には厚みがある。昨今のモバイルディスプレイによくみられるデザインだ。前述のスタンドの他、OSDメニューを操作するためのジョイスティックが背面の左下に用意されている点などは、以前紹介した同社の15.6型モデル「LCD-CF161XDB-M」とそっくりだ。

17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 狭額縁設計で、17.3型としてはかなりコンパクトにまとまっている。ちなみに、デザインは従来の15.6型モデルと共通だ
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 背面にある本体直付けのスタンドで自立する構造になっている
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 ボディー背面下部に厚みがあるデザインは、昨今のモバイルディスプレイではおなじみのタイプだ
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 スタンドは金属製のプレートで、着脱はできない
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 なるべく垂直になるよう立てた状態。角度は無段階で調整できる
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 最大まで倒した状態。スタンドの幅が広いので安定感はそこそこある
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 背面左下には、OSDメニュー操作用のジョイスティックを備える

 接続方式はHDMIとUSB Type-Cの二択だ。またイヤフォンジャックも内蔵し、底面にはスピーカーを用意するなど、音声出力系の機能は充実している。

 重量は公称値で約1.1kgだ。大台である1kg超えというのはやや目立つが、17.3型と画面サイズが大きいこと、スタンド込みの重量であることを考えると、むしろ軽量な部類に入ると言っていいだろう。

 付属品はHDMIケーブルとUSB Type-Cケーブルに加え、本体を保護するキャリングケースが付属する。なお15.6型モデルには付属していたACアダプターは本製品では添付されず、オプションという扱いになる。消費電力は本製品の方が低いので、いざという時もUSBケーブルで十分にまかなえるということかもしれない。

17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 接続インタフェースとして、USB Type-C×2とHDMI、さらに3.5mmジャックを搭載する
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 底面にはスピーカーも備える
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 重量は実測で1016gだった。後述のキャリングケースと合わせると実測で1324gとなる
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 付属品はキャリングケースと、2つの接続方式それぞれのケーブルが添付される
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 キャリングケース。内側は起毛加工で、片面だけがハードタイプだ
17.3型 モバイルディスプレイ LCD-YC171DX アイ・オー・データ機器 本体を収納している様子。ハードタイプの面に画面を向けて収納すると安全だろう

 続いて、PCに接続して使ってみよう。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月10日 更新
  1. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  2. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  3. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  4. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  5. Apple Siliconはなぜ「オンデバイスAI」に強いのか? NVIDIA「RTX Spark」との比較で読み解くシリコン設計の哲学 (2026年06月08日)
  6. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  7. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
  8. 新GPU「RX 9070 GRE」搭載カード発売! 既存上位モデル「RX 9070 XT」との価格差に悩む声も (2026年06月08日)
  9. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  10. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー