このインタビューとは別に、日本メディア向けに行われたブリーフィングでは、コンシューマー製品を統括するデビット・チュー氏により、ASUS JAPANの製品展開方針やロードマップが明かされた。
同氏はまず2024年の成長戦略として、40TOPS以上のAIパフォーマンスを持つAI PCのラインアップを拡大していくこと、そしてクリエイターへのアプローチを挙げた。
筆者の印象では、これまで同社のクリエイター向けのProArtシリーズはプロフェッショナル向けのイメージが強かったが、今回発表された「ProArt P16」「ProArt PX13」「ProArt PZ13」の3製品は、いずれも大きな魅力ある製品だ。
特にProArt PX13とProArt PZ13は、これまでになかったカジュアルに携帯できるフォームファクターの製品であり、ユーザー層の拡大を見込めるだろう。日本法人が力を入れて展開するのであれば、大いに期待したいところだ。
また、今回発表された製品の日本市場への投入時期も明かされた。Qualcomm X Eliteを搭載する「Vivobook S 15」(S5507QA)は6月18日に発売予定だ。「ZenBook S 16」は7月以降、ProArtシリーズ、ゲーミングの「ROG Zephyrus G16」は8月のリリースを予定しているという。
今回グローバルのイベントではフィーチャーされなかったが、Ryzen AI 9 HX 370を搭載したCopilot+ PCとして、Vivobook S 16とVivobook S 14も発表されている。こちらは投入予定が7月中旬で、価格は20万円〜25万円での発売が見込まれる。
さらに、Intelの次世代CPUであるLunar Lake搭載機についても、Intelと開発を進めている最中であり、年内に投入すべく準備を進めていることが明かされた。
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