ポケトークの次はゴルフ! ChatGPT活用の対話型デバイス「Birdie Talk」をソースネクストが発売

» 2024年06月20日 16時19分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 ソースネクストは6月20日、ゴルフのラウンドをサポートする、ChatGPTを使った対話型AIデバイス「Birdie Talk」(バーディートーク)を8月末に発売すると発表した。価格は3万9600円(税込み)。20日午後4時からは、Makuakeで数量限定で最大40%オフとなる先行販売も行っている。

photo ゴルフに特化した対話型AIデバイス「Birdie Talk」(バーディートーク)

 Birdie Talkは、ゴルフのラウンド中にAIと対話しながら使える小型のデバイス。主な機能は「プレー中のアドバイス」「グリーンセンターまでの距離計測」「クラブごとの癖を把握」の3つだ。

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プレー中に自然なやりとりでゴルフに関する質問に回答できる

 本体にあるボタンを押しながら自然な言葉でゴルフに関する質問を問いかけると音声でアドバイスが返される。

 例えば「あごの高いバンカーで目玉状態のときに、何を気を付けるとよい?」と問いかけると「左足に体重をかけ、頭と左膝の位置を変えずに、ボールの手前をしっかり打ち込みましょう」と回答する。

 「今日めちゃくちゃダフるんだけど、どうすればダフらないようになる?」→「体重が右足に残っているのが大きな原因です。インパクトの瞬間、体重がしっかり左足に8〜9割乗っているかを素振りで確認してから打ちましょう」など、かなり緩い質問でも回答できるという。

photo 質問と回答例。ChatGPTを活用しているため、かなり自然なやりとりが実現している(クリックで拡大)
photo ルールの質問にも回答できる

 これらは米OpenAIのGPTとソースネクストの音声認識技術を組み合わせて実現した。ゴルフに関する情報は、東京大学ゴルフ部が監修しているという。同部では、さまざまなシチュエーションに応じたアドバイスの内容をまとめたデータベースを持っているという。

 アドバイスの内容やコースデータ、最新のゴルフルールは随時アップデートする。更新料は無料だ。

 本体にはGPSを搭載しており、グリーンセンターまでの距離を音声で確認できる。また、ショットを打った後に「7番アイアン、右」などと使ったクラブやボールの方向を言葉で発することで、ショット傾向を記録して分析データをあらかじめ連携させたスマホアプリに表示できる。

photo グリーンまでの距離を音声でガイド
photo ショットを打ってら、言葉で使ったクラブなどを記録していく
photo アプリ上で分析された情報を確認できる
photo ソースネクストの小嶋智彰氏(代表取締役社長兼COO)

 ソースネクストがゴルフ特化のAIデバイスを開発した経緯について、同社の小嶋智彰氏(代表取締役社長兼COO)は、「コロナ禍以降、ゴルフ市場が伸びている。3密ではない懇親の場として優れており、生涯楽しめるスポーツでもある。しかし、全体の7割が1年以内に辞めてしまう。原因は上達の難しさにあり、練習場では打ててもラウンドでは全然打てないといったことが起きる」と説明する。

 そうした背景から、ラウンド中に適切なアドバイスがもらえるAIを開発すれば役に立てるのではないかとして、Birdie Talkが生まれたという。同製品はソースネクストが企画、開発した製品となる。

 初年度の販売目標は3万台を見込んでいるという。今後は、より個人にカスタマイズされたアドバイスの実現や他社製品との協業、ゴルフスクールでの活用、ゴルフ場でのレンタル、海外のコースデータ収録や外国語対応による海外販売も検討するとしている。

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