コントローラーを外せて使い方無限大! 3in1 PCの「ONEXPLAYER X1 mini」ファーストインプレッション(1/3 ページ)

» 2024年07月30日 16時39分 公開
[渡辺まりかITmedia]

 いま、ポータブルゲーミングPC周辺が賑わっている。SHENZHEN GPD TECHNOLOGY、AYANEO、One-NetBookなど中国の新興メーカーだけでなく、eスポーツプレイヤーに人気のメーカー、エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)やASUS JAPAN(ASUSTeK Computer)、ゲームプラットフォームを運営しているValve もポータブルゲーミングPCを開発、提供している。

 今回紹介するのは、One-NetBook Technologyが開発した「ONEXPLAYER X1 mini」だ。キーボードとゲームコントローラーが接続された姿を見るだけでもユニークなデザインだと分かるが、実際のところどのような魅力があるのか。開封の模様をお届けしよう。

「ONEXPLAYER X1 mini」 「ONEXPLAYER X1 mini」

コントローラーを外して使える3in1

 他の一般的なポータブルゲーミングPCとONEXPLAYER X1 mini(以下、X1 mini)の大きな違いは、Nintendo Switchのようにコントローラーを外せるデザインにある。さらに専用キーボードを接続すれば、ノートPCのようにも使える。ポータブルゲーミングスタイル、タブレットスタイル、ノートスタイルに変化する3in1を実現している。

 詳細は後にして、まずは箱の中身からチェックしていこう。なお、筆者は海外クラウドファンディングサイトのIndiegogoから入手しており、国内正規代理店であるテックワンから購入する場合、多少、パッケージ内容やストレージなどのスペックに違いがあることをご了承いただきたい。

 パッケージにはX1 mini本体の他、コントローラーを取り外した際に端子が露出することを防ぐバンパーディフェンダーとスクリーンフィルム(どちらも装着済み)、100WのACアダプター、充電用のUSB Type-C to Cケーブルが入っている。

パッケージ内容 パッケージ内容。本体の他、100WのACアダプターと充電用のUSB Type-C to Cケーブルが含まれている
100WのACアダプター 100WのACアダプターはPSEマーク取得済み

 専用カバーキーボードと専用コントローラー、そしてコントローラー収納ケースといったアクセサリー類は、Indiegogoで支援した人向けの特典となる。

特典のアクセサリー Indiegogo特典のアクセサリー類を追加すると全体でこのようになった。本体から時計回りに100WのACアダプター、コントローラー用ハードケース、コントローラー、充電用ケーブル、専用カバーキーボード

 なお、ハイビームで購入する場合は用途に応じてコントローラーやカバーキーボード、外したコントローラーをリモートで使えるようにするコントローラーコネクターを追加購入しよう。ガラスフィルムは予備として購入しておきたい。

ディスプレイサイズ、SSDなどは?

 X1 miniは、ディスプレイサイズが8.8型、解像度は2K(2560×1600ピクセル)で16:10アスペクト比のLTPS液晶ディスプレイを搭載している。リフレッシュレートは144Hz、明るさは500ニト、sRGB比率は133%、DCI-P3比率は97%の色域を備える。

ONEXPLAYER X1 mini ONEXPLAYER X1 miniとその箱

 本体サイズは実測値として209(幅)×127(奥行き)×19(高さ)mmで、重さは739gだった。公式サイトではお約束の“ポケットに入れる”写真が掲載されており、実際に入ったのだが、この状態で歩くのは難しそうだ。

ポケットに入る メンズのジーンズであれば前ポケットに入れられる。ただし、足を動かすことはできない

 CPUはAMD Ryzen 7 8840Uで、モデルによってメモリーとストレージの構成が異なる。筆者が購入したモデルはメモリーが32GB(LPDDR5X)、ストレージが1TB(M.2 2230 PCI-Express 4.0 x4 SSD)だ。バッテリー容量は1万6890mAhで、ゲームなら最大4時間、それ以外の利用であれば最大10時間稼働するという。

 ワイヤレス機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2を搭載している。その他、6軸ジャイロスコープ、オーディオブランド「HARMAN」監修の4Ω/2Wのデュアルスピーカーを備える。

 多くのポータブルゲーミングPCがUSB Type-C端子のみを搭載する中、X1 miniにはUSB 3.2 Gen 2のUSB Standard-Aも搭載している。まだまだUSB Standard-Aの機器があることを考えるとうれしい仕様だ。

 その他のインタフェースとして、USB4×2、OCuLink、3.5mmマイク/ヘッドフォン兼用ジャック、microSDメモリーカードスロットを搭載する。また、インカメラはWindows Helloに対応する。

USB Standard-A端子を搭載する上部 USB Standard-A端子を搭載する上部
ONEXPLAYER X1 miniの上部 ONEXPLAYER X1 mini上部。3.5mmマイク/Headphones兼用ジャック、USB Standard-A、USB Type-C端子と各種ボタンが並ぶ
ONEXPLAYER X1 miniの下部 下側にはスピーカー、専用カバーキーボード用ポゴピン、USB Type-C端子、OCuLink、microSDメモリーカードスロットなどが並ぶ
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