コントローラーを外せて使い方無限大! 3in1 PCの「ONEXPLAYER X1 mini」ファーストインプレッション(2/3 ページ)

» 2024年07月30日 16時39分 公開
[渡辺まりかITmedia]

 興味深いのは、SSDを簡単に交換できることだ。背面のキックスタンドの裏側に蓋がついており、開ければM.2 SSDスロットが現れる。512GBから2TBまでのM.2 2230 PCIe 4.0x4に対応し、容量アップを図れる。今回、予算の都合上、容量1TBのモデルを購入したが、たくさんのゲーム、たくさんのファイルを持ち歩きたくなっても大丈夫というわけだ。

キックスタンドの裏側 キックスタンドを最大限まで開くと蓋を空けられるようになっている
蓋を開けたところ SSDスロット。奥に見える緑色のものはセンサーで、蓋が開いた状態で電源がオンにならないようになっている

 上部にあるボタンは指紋認証センサー内蔵電源ボタン、音量調整ボタン、そして後述する「OneXConsole」を呼び出すTurboボタンだ。

上部拡大 ディスプレイを下にした状態のONEXPLAYER X1 miniの上部拡大写真。左から指紋認証センサー内蔵電源ボタン、音量調整ボタン、Turboボタンが並ぶ

 左右には、コントローラーを取り付ける溝と端子がある。

バンパーディフェンダー 端子を保護するバンパーディフェンダーが取り付けられている
コントローラー用端子 バンパーディフェンダーを外すとコントローラー用端子が露出する
コントローラーを取り付けた コントローラーを取り付ける

 コントローラーを装着するときは「Nintendo Switch」のように上からスライドさせるのではなく、少し下がったところに横から押し付けて下へスライドさせる。外す時には後ろにあるボタンを押しながら少し上へとずらす。

後ろのボタン コントローラーを外すにはこのボタンを押す。外すより装着するほうにコツがいると感じた

 左右ジョイスティック、8方向キー(付属の十字キーへ取り換え可能)、ABXYボタン、左右トリガー(LT、RT)、左右ショルダーボタン(L1、R1)、マクロ機能などを割り当てられる背面カスタムキーなどをコントローラーに搭載している。

コントローラー前面 コントローラーの前面。ジョイスティックは光らせられる
背面カスタムキー 背面にあるカスタムキー。なお、これに限らず、全てのボタンをマッピングできるとしている

 専用カバーキーボードについても見ていこう。こちらはマグネット式ポゴピンで脱着する。Bluetooth接続式ではないので、信号を安定して送信できる上、遅延がない。ゲームをプレイするにはピッタリだ。

キーボードカバー 専用カバーキーボード
ポゴピン ポゴピンで接続する

 専用カバーキーボードはUS配列だ。17.5mmのキーピッチがあるので、ローマ字入力をするのであればこのセットだけでデスクワークもこなせそうだ。重さは163gと軽い。

重さ163g カバータイプなので163gと軽い。出先で仕事をしなければいけないかもしれないという場合に携帯するのに便利だろう

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