スマートホーム製品を手掛けるSWITCHBOTが、「SwitchBot AIハブ」(以下、AIハブ)という新製品を発売した。既存のSwitchBotカメラ製品などと連携させることで、映像から「誰が・どこで・何をしたか」まで理解し、内容をテキスト化して役立てられるという。
価格は3万9980円と、同社の「ハブ」という名が付く製品の中ではかなり高価だ。しかし、製品ページをのぞいてみても、いまひとつ何ができるのか分かりづらい部分も多い。そこで今回は、実機を使って具体的に何ができるのかを試してみた。
AIハブの本体はポータブルHDDのような見た目をしており、電源アダプターを接続してから室内据え置きで使う。サイズは約127(幅)×95(奥行き)×26(高さ)mmで、重さは約235gだ。
本体には32GBのストレージ、8GBのメモリを搭載している。インタフェースとして、microSDメモリーカードスロット、USB Type-Cポート×2基、電源アダプター(12V/1.5A)用ポートが備わっている。
16GBのmicroSDメモリーカードも付属するが、最大1TBのmicroSDメモリーカードまたは最大16TBの外付けHDDやSSDを接続してストレージを拡張できる。その用途は後ほど紹介する。
電源をつないだら、他の製品と同様にSwitchBotアプリの「デバイスの追加」から機器を登録できる。同社のスマートホーム製品では珍しく、Wi-Fiが2.4GHzと5GHzに両対応している。
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