背面カメラは約4800万画素(広角)と約1050万画素(超広角)、1080万画素(望遠/光学5倍)という3眼構成だ。Pixel 9 Proの約5000万画素(広角)+約4800万画素(超広角)+約4800万画素(望遠)という構成と比較するとやや見劣りする部分だが、本体の厚みを抑えるために大型のセンサーやレンズが組み込めなかったのだろう。
Pixel 9 Proと比べて画素数が少なめといっても、写り自体に問題はない。
SoCには、Google独自のTensor G4を搭載する。メモリは16GBでストレージは256GBだ(販路によっては512GBモデルもある)。Tensor G4の最新SoCではあるし、価格帯的にも超ハイエンドの性能を期待したくなるが、ベンチマークテストの結果を見る限りでは、そこまでハイエンドというわけではない。
Geekbench 6のスコアはシングルコアが「1780」、マルチコアが「3753」で、2世代前のSnapdragon 8+Gen 1と同程度だ。これについてGoogleは、「Tensor G4はベンチマークで良いスコアを出すために設計したわけではない」とインタビューで答えている。とはいえ、実際に操作しても遅いとは感じず、アプリの起動などもキビキビとしている。
今回は純正のケースも試した。カバーのリサイクル プラスチックがふんだんに使われており、カバー単体の重量は約31.2gとなっている。
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