一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の「PC・タブレット事業委員会」は10月9日、Windows 10のサポート終了に関する啓発ドキュメントを公開した。
Windows 10は2025年10月14日にサポートを終了するが、ドキュメントはこれに伴い、Windows 11への移行を推奨する内容となっている。Windows 10を使い続けるデメリットを説明しつつ、Windows 11のシステム要件を満たしているかの確認方法が記載されている他、拡張更新プログラム(ESU)についても触れられている。
米Microsoftは10月8日(現地時間)、現在サポートしているWindows 11およびWindows 10の全バージョンに対し、月例セキュリティ更新プログラムの配信を開始した。
Windows 11(24H2向け)は「KB5044284 」、Windows 11(23H2/22H2向け)は「KB5044285」、Windows 11(21H2向け)は「KB5044280」、Windows 10(22H2/21H2向け)は「KB5044273」、Windows 10(1809向け)は「KB5044277」となる。なお、Windows 11 24H2向けのパッチは今回が初となる。
本更新プログラムでは、CVE番号ベースで119件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応した。このうち、深刻度を「Critical(緊急)」と評価しているのは以下の3件だ。
また、深刻度は「High(重要)」と「Medium(警告)」だが、以下の2件は既に悪用の事実が確認されている。
既に攻撃手法が知られている脆弱性も含まれており、できるだけ早めのアップデートを心掛けたい。
なお、Windows 11 22H2(HomeおよびPro)、Windows 11 21H2(EnterpriseおよびEducation)向けには今回が最後のセキュリティ更新プログラムとなる。以降、セキュリティ更新は配信されないので、Windows 11 23H2または24H2への移行を検討してほしい。
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