NECPCが「LAVIE」ノートPCの2024年冬モデルを発表 同社初の「Copilot+ PC」も(2/2 ページ)

» 2024年11月15日 11時00分 公開
[井上翔ITmedia]
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LAVIE N13 Slim(11月21日発売予定)

 13.3型スタンダードモバイルノートPC「LAVIE N13 Slim」の新モデルは、「サイズも機能もちょうどいいシン・スマートモバイル」を目指したという。2024年1月に発売された先代モデルと、それと同時発表された14型の「LAVIE N14 Slim」の後継モデルを兼ねている。

 量販店モデルはAPUの異なる2モデルを用意しており、想定販売価格は下位モデルが18万1280円前後、上位モデルが19万7780円前後となる。本モデルをベースとする直販限定のCTOモデル「LAVIE Direct N13 Slim」の最小構成価格は15万6000円程度だ。

LAVIE N13 Slim(ライトシルバー) LAVIE N13 Slim(ライトシルバー)。外観的にはLAVIE N14 Slimの“血”をより濃く引き継いでいるようだ
ボディカラー ボディカラーはライトシルバー(左)の他、ポーラーブルー(右)も選べる

 APUは下位モデルが「Ryzen 5 7735HS」(6コア12スレッド)、上位モデルが「Ryzen 7 7735HS」(8コア16スレッド)となる。メモリは16GB(LPDDR5X規格)で、購入後の増設/換装には対応しない。CTOモデルの場合、Ryzen 5 7735HSに限ってメモリを8GBとした構成も選択できる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量は下位モデルが256GB、上位モデルが512GBとなる。

 CTOモデルの場合、1TBのモジュールも選択可能だ。OSはWindows 11 Homeをプリインストールするが、CTOモデルではWindows 11 Proに変更できる。量販店モデルにはMicrosoft 365 Basicの1年利用権とMicrosoft Office Home & Business 2024のライセンスも付帯するが、CTOモデルでは付属しない選択肢も用意される。

 ディスプレイは1920×1200ピクセルの13.3型IPS液晶を搭載する。この液晶もsRGBの色域を100%カバーしている。その上部には、顔認証に対応する約207万画素のWebカメラを備える。キーボードは日本語配列で、LEDバックライトを備えている。

ディスプレイ ディスプレイは狭額縁設計だが、Webカメラ周辺部の額縁が少し厚めとなっている。なお、Webカメラには物理式のプライバシーシャッターも備えている
キー回り キーボードは日本語配列で、Copilotキーも備えている。先代のLAVIE N14 Slimと同様に、一部のキーが別のキーと連なるような形状となっている

 ポート類は左側面にHDMI出力端子、USB 10Gbps(USB 3.2 Gen 2) Type-C端子×2とイヤフォン/マイク端子を、右側面にはmicroSDメモリーカードスロットとUSB 5Gbps(USB 3.2 Gen 1) Standard-A端子を備える。USB Type-C端子はUSB PDによる電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応している。

 ワイヤレス通信は、Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.4に対応する。

左側面 左側面
右側面 右側面

 ボディーはアルミニウム製で、MIL-STD-810H(MIL規格)に準拠する耐衝撃/耐環境性能も備える。重量は約1175gだ。

 JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.3.0)に基づくバッテリー駆動時間は、アイドル時で約19.7時間、動画再生時で約11時間となる。

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