ゲームボーイ世代直撃な縦型Androidデバイス「AYANEO POCKET DMG」を試す(2/4 ページ)

» 2024年12月23日 17時45分 公開
[Yukito KATOITmedia]

AYANEO POCKET DMGのパフォーマンスをベンチマークテストで試す

 続いてはAYANEO POCKET DMGの性能をベンチマークテストやゲームプレイを通してチェックしていこう。まずはスマートフォンのベンチマークアプリとして有名な「AnTuTu Benchmark 3D」で、AYANEO POCKET DMGの実力をテストしてみた。

 AYANEO POCKET DMGはパフォーマンスのモードを切り替えられる。今回は「Balance」モードと「Game」モード、「Max」モードでそれぞれテストを行った。また、比較用としてGoogle Pixel 9の結果も用意したので参考にしてほしい。結果は以下の通りだ。

【総合スコア】

Balanceモード:137万7603ポイント

Gameモード:148万6171ポイント

Maxモード:155万2177ポイント

Google Pixel 9:125万756ポイント

【CPUスコア】

Balanceモード:30万911ポイント

Gameモード:34万4545ポイント

Maxモード:37万7428ポイント

Google Pixel 9:36万2579ポイント

【GPUスコア】

Balanceモード:59万3674ポイント

Gameモード:59万4926ポイント

Maxモード:59万7188ポイント

Google Pixel 9:45万3066ポイント

【MEMスコア】(メモリとストレージのスコア)

Balanceモード:26万3188ポイント

Gameモード:29万4087ポイント

Maxモード:30万3101ポイント

Google Pixel 9:21万5115ポイント

【UXスコア】(操作快適性のスコア)

Balanceモード:21万3188ポイント

Gameモード:25万2613ポイント

Maxモード:27万4460ポイント

Google Pixel 9:21万9996ポイント

photo AnTuTu 3Dベンチマークテスト結果(クリックで拡大)

 それぞれの結果を見てみると、CPUスコアはMaxモードでなければGoogle Pixel 9に勝てない結果となったが、それ以外の項目については大きな差がついた。Google Pixel 9の価格が12万8900円からということを考えると、8万4800円で購入できるAYANEO POCKET DMGは、ゲーム機という観点で見れば非常にコストパフォーマンスが高い。

 各パフォーマンスモードでのスコア差をチェックしていくと、CPUスコアとMEMスコア、UXスコアの平均的な伸びはBalanceからGameに切り替えた際が平均14.9%のスコア増、GameからMaxに切り替えた際が、平均7%増という結果になった。

 こうして見ると、処理が重たいゲームをプレイする際はMaxモードを多用するのではなく、Gameモードを利用するのがパフォーマンスとバッテリー消費の点で好ましいと考えられる。

 GPUスコアについては、他の項目と比較して大きな伸びは得られなかったが、スコアとしては確実に、上位のモードに切り替える事で向上していることが分かる。

 ベンチマークテスト結果から得られるAYANEO POCKET DMGのパフォーマンスモードの使い分けは、普段はBalanceモードで利用した上でゲーム起動中に動作に引っ掛かりを感じたら、ゲームを一時停止してパフォーマンスモードをGameモードに切り替えるのが良さそうだ。

photo ゲームプレイ中もシームレスにパフォーマンス設定の切り替えが可能だ。

 なお、パフォーマンスをBalance以上に設定する際に1点だけ注意点がある。それは空冷ファンの動作音だ。

 パフォーマンスが高いということはSoCの発熱量も増してしまう。よって冷却のために空冷ファンの回転数が上がるようになっているが、Balanceモードでは気にならなかったファンの音が大きくなる。場合によってはスピーカーの音を上げるか、ワイヤレスイヤフォンを利用するようにしよう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月28日 更新
  1. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  2. 480mm水冷に160mmファン搭載ケース! 夏のアキバは「大風量パーツ」がアツい (2026年07月27日)
  3. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  4. なぜ元Appleエンジニアは熱意を失い起業したのか? スマートグラス「Even G2」イベントで語られた、次世代機「G3」へのロードマップ (2026年07月27日)
  5. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  6. ポタ電と組み合わせて使える「Soraiori ポータブルエアコン」がセールで16%オフの2万9980円に (2026年07月27日)
  7. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  8. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  9. Jackery、定格1500Wを実現するポータブル電源「1000 New」の新モデル 19%小型化 (2026年07月27日)
  10. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー