今回のリブランディングに伴い、新型のタワーケースを導入したのも見どころだ。本ケースについて、同社マーケティング本部 製品部 部長 小林俊一氏は「新採用のボディーは、異なる素材を採用することで、飽きの来ない仕上がりになっている。また、ツールレスでケース内部にアクセス可能になったり、アクセスしやすい天面部分にインタフェースをまとめたりするなど、使いやすい構成にこだわっているのも特徴になる」とアピールした。
「特にケースの素材やカラーリングに注力し、単なるゲーミングPCではない、見るとワクワクしたり所有感を満たしたりしてくれるものを目指した。光の入り具合で見た目が変わるので、ぜひ実機を確認してほしい」(小林氏)
新型タワーケースではアルミ素材を採用し、金属の質感を生かしたスリットデザインを取り入れているのが目を引く。ブランドカラーのレッドをイメージしたLEDライティングを前面のブランドロゴやヘッドフォンホルダー、さらにケース内部のインテリアとして配置する凝りようだ。
起動時は内部パーツを徐々に明るく照らし出すライティングが高揚感を演出し、輝度は3段階から選べるだけでなく、オフにすることも可能だ。ゲームのプレイシーンを盛り上げたり、プレイに集中したりするなど、フィーリングに合わせてセッティングを行える。
前面からのエアフローも考慮したスリットデザインで、最大7個の空冷ファンと2基の大型360mm水冷ラジエーターを搭載可能な設計(製品仕様や搭載パーツによってファンやラジエーター、搭載数は異なる)で、快適なゲーミング体験に必要なハイパフォーマンスCPUや、グラフィックスカードの安定動作に不可欠な優れた冷却性能を実現するという。
その他、電源ユニットを専用シュラウド内に配置することで、ケース内の主要なパーツと熱源を分離し、独立したエアフローで冷却する構造を採用している。
また本体底面と天面、側面には取り外し可能なマグネット式のダストフィルターを備え、水洗いも行えるなど、メンテナンス性にも配慮した。
PCゲームにかかせないヘッドフォンやヘッドセットをPC本体に掛けることができる、引き出しタイプのヘッドフォンホルダーを装備しているのもユニークだ。本機を机の下に設置しても手が届きやすく、収納に困らないように工夫されている。
周辺機器を接続するインタフェースは、アクセスしやすい本体天面にUSB Type-C(20Gbps対応)×1、USB Standard-A(5Gbps対応)×2、3.5mmヘッドフォン/ヘッドセット端子(4極/CTIA準拠)を配置している。使用しない時はホコリが入りにくいようスライドカバー機構を取り入れた。
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