統合ベンチマークソフト「CrystalMark Retro」の最新β版となる「CrystalMark Retro 2.0 Beta4」が3月3日にリリースされた。ベンチマーク結果を投稿できる「CrystalMarkDB」の始動も開発元がアナウンスしている。
CrystalMark Retroは、32bit(x86)、64bit(x64/ARM64)、メニーコア、多言語(48言語以上)に対応した総合ベンチマークソフトだ。CPU、ディスク、2Dグラフィックス(GDI)、3Dグラフィックス(OpenGL)の性能を1クリックで測定できる。
CrystalMark Retro 2.0 Beta4では、Postボタンが追加され、ベンチマーク結果をCrystalMarkDBに登録できるようになっている。CrystalMarkDBでは、OSやディスプレイの解像度などで検索できる他、CPUやディスクのスコアによってソートを行える。なお、CrystalMarkDBはまだテスト段階で、正式リリース時には全データを削除する可能性があるという。
Microsoftは3月5日、パワーユーザー向けの公式ユーティリティーツール「PowerToys」の最新版となるバージョン0.89.0をリリースした。本バージョンでは「高度な貼り付け(Advanced Paste)」で、メディアトランスコーディングのサポートが追加されている。
高度な貼り付けは、クリップボードの内容を任意の形式に変換して貼り付けが行えるツールだ。これまで、コピーしたテキストをJSONやMarkdownで貼りつけたり、ビットマップをPNGで張り付けたりといったことが可能だった。
本バージョンでは、メディアトランスコーディングのサポートが追加され、動画やオーディオファイルをmp3やmp4(H.264/AAC)に変換して貼り付けることが可能になった。
この他、NET 9のアップデート後にサムネイルを読み込む際にクラッシュしてしまう問題を修正した。さらにFancyZones、Image Resizerおよび設定全体のアクセシビリティーの向上などを行っている。
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