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» 2025年03月09日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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クラシック版「Microsoft Outlook」アプリで新たな問題 回避策をアナウンス

 Microsoftは3月4日、クラシック版「Microsoft Outlook」アプリが、連絡先をデータソースとして差し込み印刷を開始すると、Microsoft Wordの初期化時にハングする不具合があると明らかにした。

photo クラシック版「Microsoft Outlook」アプリに新たな不具合が報告されている

 この問題については、OutlookチームとWordチームが調査中だ。修正までの回避策として、以下の内容が案内されている。

  • WordでCOMアドインを無効にする
  • 管理者権限でOutlookアプリを起動する
  • Outlookではなく、Wordで差し込み印刷を開始する
  • 連絡先をCSVでエクスポートし、Excelで差し込み印刷を実行する

「Windows Subsystem for Android」がサポート終了

 Microsoftは、「Windows Subsystem for Android」のサポートを3月5日に終了した。

photo 「Windows Subsystem for Android」のサポートが3月5日に終了した

 Windows Subsystem for Android(WSA)は、Windows 11リリース時に主要機能の1つとして発表されていたもの。Windows 11上でAndroidアプリを動作させることができるようにする仕組みだ。

 当初は米国のみで提供されていたが、2022年8月から日本でも利用可能となっていた。WSAではGoogle Playが利用できるわけではなく、Amazonアプリストアからアプリをインストールする仕組みだった。

 Amazonアプリストアは、既に2024年3月からMicrosoft Storeでダウンロードできなくなっている。なお、インストール済みのアプリに関してはすぐに使えなくなることはないが、今後WSAのサポートは行われないため、徐々に動作しなくなっていくと考えられる。

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