サムスン電子ジャパンは4月2日、新型Androidタブレット「Galaxy Tab S10 FE」「Galaxy Tab S10 FE+」を発表した。同社の直販サイトや直営ショールーム(Galaxy Harajuku/Galaxy Studio Osaka)の他、Amazon.co.jp、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどで4月18日に発売される予定で、直販サイトを含むECサイトでは既に予約の受付を開始している(※1)。直販価格はGalaxy Tab S 10 FEが8万3820円、Galaxy Tab S 10 FE+が10万9010円となる。
(※1)直営ショールームでは4月3日午前11時から予約を受け付ける
Galaxy Tab S10 FEとGalaxy Tab S10 FE+は、2024年9月に発売された「Galaxy Tab S10シリーズ」の廉価モデルで、2023年10月に発売された「Galaxy Tab S9 FE」「Galaxy Tab S9 FE+」の後継となる。
先代と比べると、Galaxy Tab S10 FEは約4.9%の軽量化(約523g→約497g)、約0.5mmの薄型化(約6.5mm→約6mm)を達成したという。カラーは販路によって「Gray(グレー)」と「Silver(シルバー)」の2色を用意している。
SoCはSamsung Electronicsの「Exynos 1580」を搭載している。CPUコアはCortex-A720×4(最大2.9GHz×1+最大2.6GHz×3)+Cortex-A520×4(最大1.95GHz)の合計8基構成で、GPUコアは独自設計の「Xclipse 540」を備える。
ピーク時の演算性能が14.7TOPS(毎秒14.7兆回)のNPUコアも統合している。同社によると、先代が搭載していた「Exynos 1380」と比較すると、CPUコアは最大35%、GPUコアは最大53%、NPUコアは最大198%の性能向上を果たしたという。
両モデル共に、メモリ8GB/ストレージ128GBの1構成のみとなる。外部ストレージとして、最大2TBのmicroSDも搭載可能だ。OSはAndroid 15をプリインストールする。
SoCは自社設計のExynos 1580を採用する。なお、本SoC自体は5Gモデムも統合可能だが、現時点ではGalaxy Tab S10 FE/Galaxy Tab S10 FE+の5Gモデルの発売は予定していないディスプレイはGalaxy Tab S10 FEが10.9型(2304×1440ピクセル)、FE+が13.1型(2880×1800ピクセル)の液晶で、付属の「Sペン(Bluetooth非対応)」によるペン入力にも対応する。カメラはアウト側が1300万画素、イン側が1200万画素のセンサーを採用している。スピーカーはステレオ(2基)構成だ。生体認証は、電源ボタンと一体化した指紋センサーを利用できる。
バッテリー容量(定格値)はGalaxy Tab S10 FEが800mAh、Galaxy Tab S10 FE+が1万80mAhで、USB PD(Power Delivery)規格の急速充電にも対応する(最大45W)。
ボディーサイズと重量は以下の通り。なお、いずれもIP68等級の防塵(じん)/防水性能を有する。
先述の通り、Galaxy Tab S10 FEとGalaxy Tab S10 FE+はサムスン電子ジャパンの直販サイト/直営ショールーム、Amazon.co.jp、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどで販売される。販路別の取り扱いボディーカラーは以下の通りだ。
両モデルの発売を記念して、販路別にキャンペーンが開催される。
直販サイトでは、両モデルと対象の周辺機器を同時に購入(予約)すると自動的に「 e-Voucher」が付与され、合計代金をが以下の通り値引きできる。
加えて、直販サイトではリワードポイントを4%上乗せするキャンペーンや、一部の周辺機器を最大30%引きで販売するキャンペーンも実施している。
学生/教職員向け直販サイト(Samsung Educationショップ)では、期間中に本体を最大1万5000円引きで販売する。
他の販路で本体を購入した場合、直販サイトにおいて対象の周辺機器の購入時に使えるクーポンが配布される。クーポンの額は以下の通りだ。
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