Intelは4月29日(現地時間)、半導体受託生産事業の「Intel Foundry」のイベントとして、顧客とエコスステムパートナー向けの「Intel Foundry Direct Connect」を米国カリフォルニア州サンノゼで開催した。同社のプロセス技術ロードマップやパッケージングの動向、エコシステムパートナーシップなどについて説明した。
イベントの中で、Intel Foundryは現在開発中のプロセスノードである「Intel 18A」の進捗(しんちょく)についても説明した。4月にリスク生産が開始されたことを明らかにしていたが、年内にも量産を開始予定だという。
さらに、Intel 18Aの高性能バリエーションとなる「Intel 18A-P」の初期ウェハの生産が開始されたという。Intel 18A-PはIntel 18Aとデザインルールの互換性があるため、IPおよびEDAパートナーは既にこのバリアント向けの製品のアップデートを開始しているとのこと。
加えて、Intel 18Aの後継となるIntel 14Aプロセステクノロジーについて、主要顧客には主要顧客に「Intel 14A Process Design Kit(PDK)」の初期バージョンの配布を行ったとしている。Intel 14Aは、Intel 18Aの裏面電力供給テクノロジー「Intel PowerVia」をベースとした直接接触電力供給機能「PowerDirect」を搭載している。
この他、Intel Foundryの最初の量産16nmテープアウトの製造が開始されており、UMCと共同で構築した12nmノードおよび派生製品について主要顧客と協議していることも明らかにした。
Microsoftは4月30日(米国時間)、2025年1月〜3月期の決算発表を行った。同期の売上高は前年同期比13%増の700億6600万ドル(約10.2兆円)、純利益は18%増の258億2400万ドル(約3.7兆円)で、9四半期連続の増収増益となった。
特にクラウド事業が好調で、 Intelligent Cloudは売上高268億ドルで前年同期比21%増。 サーバ製品とクラウド サービスは、Azureおよびその他のクラウドサービスが33%増加したことにより 22%増となった。
MicrosoftのナデラCEOは「クラウドとAIは、あらゆる企業にとって生産性の向上、コスト削減、そして成長の加速に不可欠な要素だ」とし、「AIインフラやプラットフォームからアプリに至るまで、私たちはスタック全体にわたってイノベーションを起こし、顧客に提供している」と述べている。
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