短い時間だが、実機に触れることもできた。
GPD製の超小型PCの多くは、アルミ削り出しのボディーを採用しており、それが高級感を生み出していたが、今回のGPD MicroPC 2は、軽量化のため樹脂製だ。しかし、見た目のチープさは感じず、剛性感は十分に思えた。
手に持った瞬間「軽っ!」と思ったし、他の参加者も「軽っ!」と思わず声に出てしまっていたのが印象的だった。
ボディーサイズが、スマートフォン並みに小さいのも特徴的だ。天空 代表取締役 山田拓郎 社長が、ネックストラップを使って首から下げてみせたが、違和感がないサイズだと感じた。
従来モデル同様、豊富なインタフェースを搭載しており、背面と右側面にバランスよく配置されている。シリアル端子が省かれたため、これまでの「“工具”として使えるGPD最小のプロフェッショナル向けポケットパソコン」という側面はやや薄れたかもしれないが、USB Type-C端子が2基に増えたので、取り回しはしやすくなった印象だ。
液晶ディスプレイは反時計回りに180度回転する。回転させて倒せばタブレットのようになる。
キーボードは、前モデルのGPD MicroPC 2021Verと比べ柔らかく押しやすくなった。両手で持って親指入力もしやすいと感じた。
このコンパクトさと軽さが、何より物欲を刺激する。スペックはそこそこだが、日常の作業であれば問題なく利用できそうだ。持ち運びしやすいので、“いざ”というときに備えてバッグに放り込んでおけるだろう。
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