一般的な使い方であれば、ノートPCとガジェットポーチ、スマートフォン、名刺入れ、エチケット用品、モバイルバッテリーなどを入れておきたいものだ。もちろんこれら全てを難なく収めることができる。
では、作業を効率化する外付けキーボードやタブレット、モバイルディスプレイを入れることもできるだろうか。
基本の持ち物を収納し、近所を歩き回ってみたが、どちらのバッグでも持ち手が肩に食い込むということはなく、快適だった。ORGULLO トートバッグの方は、off tocoトートバッグに比べて持ち手が細かったので、これは意外に思えた。
off tocoトートバッグでは、自動販売機でドリンクを購入するためにスマートフォンを取り出すのにも、非常にスマートに行えると感じた。フロントの左右に配置されている横向きのファスナーポケットがなかなか良い。左右どちらの肩にかけたとしても、変わらぬ使い勝手を得ることができそうだ。
ただ、作業効率化セットでは、バッグを含めた全重量が6kgを超えてしまい、肩がけして(あるいはショルダーベルトを使って斜めがけしたとしても)移動するのは厳しいと感じた。都内在住であれば、駅構内の移動、基本的に立ったままの乗車、駅から訪問先まで徒歩の移動という行程が当たり前のようにあるからだ。車移動がメインであれば問題ないだろう。
とはいえ、バックパックを背負うよりしゃれて見えるORGULLO トートバッグやoff tocoトートバッグは、整理しながら収納できるバッグを求めていた人たちにとって、ベターなアイテムとなることだろう。
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