流行のピラーレスケースに、GALLERIAブランドならではの設計思想を反映した新シリーズで、カジュアル層が選びやすいよう、幅広い構成に対応できるような柔軟性を持たせているという。
光の反射が楽しめるハーフミラー構造のケースファンや、15パターンの発光を切り替えられる物理スイッチを搭載するなど、ライティングにこだわっている。ライティングの美しさを際立たせるために、全モデルで簡易水冷CPUクーラーを標準装備している。BTOカスタマイズの組み合わせは240モデル超となる。
ATXとmicroATXの2サイズ、ブラックとホワイトの2色、計4種類をラインアップとして用意しており、内部パーツもブラックまたはホワイトに統一できるカラーリングモデルも用意する。
おすすめ構成のIntel Core Ultra 7 265F、AMD Radeon RX 9070 XT 16GB、16GBメモリ(DDR5)、1TB Gen4 SSDを搭載したモデル「GALLERIA FPC7A-97XT-B」の価格は32万4980円だ。
発表会では、2026年に発売を予定している開発中のE Seriesも披露された。自作PCの市場ではMini-ITXのフォームファクターを採用したファッショナブルな小型デスクトップPCが注目を集めているとして、GALLERIAブランドでも過度にスペックを求めないユーザー向けに、リビングやインテリアに調和するような製品を目指して開発を進めているという。
GALLERIAブランドでは、これまでプロeスポーツチームや人気VTuberなどとコラボPCを展開してきたが、今後はそうした協業パートナーとの特別生産モデルを「GALLERIA Special Line」(GSL)というカテゴリーとして展開する。
このカテゴリーには、ゲームやクリエイティブソフトの推奨や動作確認モデル、コラボモデル、公認監修モデル、協賛モデルなどが含まれる。
今回は同カテゴリーの新製品として、VTuberの渋谷ハル(Neo-Porte)とのコラボモデルを9月18日に発売する。同モデルのおすすめ構成となるIntel Core Ultra 7 265F、NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(グラフィックスメモリは16GB)、16GBメモリ(DDR5)、1TB Gen4 SSDのモデル「GALLERIA SHPC7A-R56T16G-B 渋谷ハルコラボモデル」の価格は30万9980円だ。
今後もVTuberの葛葉(にじさんじ)、Nachoneko、猫麦とろろ、eスポーツチームのREJECTとのコラボPC発売が決定している。
発表会に登壇したサードウェーブの西村祐典氏(取締役 上席執行役員 PC 統括本部統括本部長)はブランドリニューアルの理由について、ゲームをきっかけに手にしたPCが、今では創作や表現に欠かせない存在になっていると説明する。
「市場ではゲームを楽しむ人とクリエイティブに取り組む人の境界が混ざりあい、両者のニーズが重なってきている。AIの普及により創作活動はより身近なものとなり、もはやゲームだけという区分は意味を持たない時代だ。私たちはこの変化を先取りし、あらゆるユーザーが自分に最適な1台を見つけられるブランドに進化する」(西村氏)
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