幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2025(9月25日〜28日)に、パイオニアがゲーミングスピーカー「SOUND TECTOR」シリーズの新アタッチメントや新色モデルを参考出展している。会期中の反応を見て商品化を検討しているという。
「TQ-PG300」は、ポータブルゲーム機を挟むように装着することで、臨場感あるサウンドを手元で楽しめるようになるポータブルゲーミングスピーカーだ。本体の下部にあるUSB Type-Cのオス端子で接続する。Nintendo SwitchシリーズとPimax製のAndroidポータブルゲーム機に取り付けられることを確認しているという。価格は8000円前後だ。
重さは約130gで、装着した状態で寝っ転がって遊べるようなホールド感にこだわった。ブースにいた説明員によれば、「当初、ポータブルゲーム機は家でTVに接続して遊ばれるだろうから、売れないのではないか」と考えていたというが、2024年11月に発売して以来、「ポータブルゲーム機をTVにつながない状態でも良い音で楽しみたい」と考えるユーザーに好評だという。
東京ゲームショウ2025のパイオニアブースでは、TQ-PG300にスマートフォンを挟めるようにする新たなアタッチメントを参考出展していた。Nintendo Switchよりもスリムなスマホを挟めるようにするスペーサーと、スマホのUSB Type-C端子に挿せるケーブルで構成されている。これによってスマホアプリも手軽に豊かな音質で楽しめるようになる。
さらに、さまざまな色で塗装したカラーバリエーションモデルのアンケート調査も実施していた。どの色にニーズがあるか確かめたいという。
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