先週(11月2日週)のレポートにもあるように、PCパーツの高騰と品薄傾向は今週に入って一段厳しさを増した感がある。
品薄と値上がり傾向が顕著なのは、やはりメモリだ。ショップによっては価格表が「売り切れ」札で埋められ、10月末に2万5000円前後で登場したDDR5-6400 32GBキットが4万円を超えるなど、ブレーキがかかる気配はまだない。
TSUKUMO eX.は「特に厳しいのは、DDR5の64GB×2枚キットです。生成AIなどで大容量メモリを使いたい人には辛い状況ですね……」と苦しそうに話していた。
先週よりも深刻度が増したと言われているのはHDDだ。価格の上昇幅というより、入荷の不安定さが増大しているのを不安視する声が多く聞かれた。あるショップは「ワークステーション向けもコンシューマー向けも、大容量タイプが仕入れにくくなっています。記録装置全般にいえますが、AI側に取られてこちらに降りてこない感じになっていますね」とこぼす。
今後の不安材料としては、グラフィックスカードを挙げる声も複数あった。オリオスペックは「グラフィックスカードもメモリを使いますから、今回の動きと無関係ではいられません。既にGeForce RTX 5090はだいぶ入荷が厳しくなっていると聞きます」という。
引き続き、動向に注視していきたい。
「数カ月で済む動きではないですね」――メモリだけでなく、HDDとSSDも値上がり中
メモリが深刻な品薄&高騰状態に
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Windows 10のサポートが切れ、なぜか浮き上がった光学ドライブ需要Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.