プロナビ

Wi-Fiルーター「Aterm」のふるさとはどんな場所? NECプラットフォームズ掛川事業所の歴史に触れる【前編】(3/3 ページ)

» 2025年12月09日 14時00分 公開
[大河原克行ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

「Atermのふるさと」掛川事業所では何を作っている?

 先述の通り、NECプラットフォームズ掛川事業所は1969年に静岡日本電気として設立された。当初の生産品目は「白黒TV」「ポケットベル」「クロスバー交換機」などだった。

 その後、「プリンタ」「モデム」「電話機」「ファクシミリ」「携帯電話」「ブロードバンドルーター」などを生産するようになったが、一時は「N5200シリーズ」「VALUESTAR」「モバイルギア」「シグマリオン」といったPC/情報端末の生産を手掛けていたこともある。

生産品目 NECプラットフォームズ掛川事業所(旧静岡日本電気→NECアクセステクニカ)の生産品目の変遷

 現在は、長年に渡って培ってきたアンテナ/無線などの「ネットワーク技術」の他、「自働化技術」「小型高密度実装技術」「プリント基板設計実装技術」「メカトロ技術」を活用して「5Gモバイルルーター」「5Gホームルーター」「ホームゲートウェイ」「企業向けLANスイッチ」「無線LAN製品」「スマートオートロック」の他、ECU/ETCといった車載機器の受託生産も行っている。

 掛川事業所では、部品製造やプラスチック部品の成形/印刷/加工機能も有しており、ホームネットワーク製品のリサイクルも実施している。

生産品 掛川事業所ではネットワーク機器を中心に手掛けている(上段左側からVPNルーター「UNIVERGE WAシリーズ」、無線LANアクセスポイント「UNIVERGE QX-W1020」、LAN光スイッチ「UNIVERGE QXシリーズ」、光アクセス装置「GM100X-R/M」、Wi-Fiホームルータ「Aterm WX11000T12」、下段左側からLTEホームルーター「Aterm HT100LN」、LTEモバイルルーター「Aterm MR10LN」、5Gモバイルルーター「Aterm MR51FN」(左)とWiMAX2+対応モバイルルータ「X11」(右)、事業者向けホームゲートウェイ製品、スマートロック「bitlock MINI」

 後編では、この掛川事業所における主力工場である「新A棟」について、そこで行われるもの作りと、革新の取り組みについて紹介する。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  6. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  7. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  8. AM4の勢いは止まらない!? 熱伝導シート付属の「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が登場 (2026年06月27日)
  9. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  10. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー