氣志團万博は、ロックバンド「氣志團」の地元である千葉県で2003年にスタートした音楽フェスで、2024年から会場を幕張メッセに移して開催されている。
数ある音楽フェスと一線を画しているのが、いわばジャンル・ボーダーレスの参加アーティストが一堂に会していることにある。2025年のタイムテーブル(日割り表)を見ても分かる通り、細川たかしから超ときめき♡宣伝部まで、普段は接することがないであろうジャンルの音楽やファン層がミックスされる。
このあたりを狙って、エプソン販売は推し活応援部のブースを出展したのだろう。
これは氣志團の綾小路翔団長がリスペクトするアーティストを招く対バン(タイマン)スタイルが根底にあり、各アーティストの公演前にステージに流される紹介映像(煽りV)が特徴的だ。
煽りVには、そのアーティストと氣志團の関係性と共に綾小路翔団長による熱い(暑苦しい)メッセージが必ず含まれており、これまで出会う機会がなかったであろう異なるジャンルのアーティストを、より身近に感じさせてくれるのに大いに力になってくれる。
元BiSHメンバーという表現が不要なほど、活躍しているシンガーソングライターのアイナ・ジ・エンド。2025年の第76回NHK紅白歌合戦に初出場が決まっており、まさに「革命道中 - On The Way」(最新シングル)な彼女は、観客をあおって会場をドッグラン(ZOKINGDOG)にするなどコール&レスポンスを楽しんでいた。
氣志團の「One Night Carnival」のカバーでは、バックダンサーに綾小路翔団長や早乙女光さんなどが紛れ込むサプライズもあった。
6人組のアイドルグループ「超ときめき♡宣伝部」は、体調不良で小泉遥香さんが欠席というハプニングもあったが、代表曲の1つ「最上級にかわいいの!」や「一方通行、恋の罠」を披露した。
「初恋サイクリング」では一列につらなる“初恋バイク”で氣志團へのオマージュも忘れない。ラストは推し活をテーマにした「超最強」で締める王道アイドルらしいステージングだった。
ホラ貝のサウンドで幕を開けたレキシのステージは、「きらきら武士」や「KMTR645」といった曲の合間にRIP SLYMEや久保田利伸、B'zやEric Clapton、氣志團などのカバーを交える情報量の多い内容だ。
そして「狩りから稲作へ」ではレキシのライブに欠かせないペンライト「光る!INAHO」が瞬き、こちらでは安田成美のカバー(風の谷のナウシカ)ありと、ツボを押さえた構成だった。
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