なぜ発売? ドローン規制が厳しい日本でInsta360の新ドローン「Antigravity A1」が登場 その背景は(2/2 ページ)

» 2025年12月23日 12時46分 公開
[山口恵祐ITmedia]
前のページへ 1|2       

ドローン規制が厳しい日本、なぜ展開?

 会場では、以下のような質疑応答も行われた。

 「没入型Visionゴーグルが付属しないバージョンを発売する予定があるか」→「没入型Visionゴーグルは、Antigravity A1の飛ぶ感覚において欠かせないデバイスであるため、セットで販売していく」

 「従来型の両手で持つコントローラーを発売するか」→「日本では両手コントローラーで(ドローンの)資格検定を受けている人もいる。将来的な選択肢の1つとして準備を進めている。近いうちに見せられるだろう」

 あくまでAntigravity A1は初心者でもすぐ使えるようにという出発点で開発が行われたもので、今後もベテランユーザーの声に耳を傾けながら、新機能をリリースしていくとした。

photo Antigravity A1は1本のコントローラーで操作できる

ドローン規制が厳しい日本、なぜ展開?

 Antigravity A1は標準バッテリー搭載時の重さが約249gで、多くの国で事前申請なく飛行できる。しかし、日本では2022年6月から100g超のドローンが航空法の規制対象となり、国土交通省に機体登録や申請が必要となる。よって約249g以下という製品のメリットが打ち消されてしまう。

 この点について、Kinki氏は「私たちの中でも何度も話し合った議題だ。しかし、Antigravity A1は、一部のドローン好きを対象にしたものではなく、多くの方が“飛ぶ楽しさ”を感じられるものとして開発した製品だ」

 「日本のユーザーはドローンに興味がないわけではなく、操作の難しさなどから距離を感じているが多いのではないか。飛ぶ体験を簡単にできるように設計しているため、安全性やルールを大切にしながら、ドローンが初めての人にも空を飛ぶ感覚を感じて欲しい」として、さまざまなハードルを乗り越えてでも、Antigravity A1による飛行体験を多くの人に味わってほしいとアピールした。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月04日 更新
  1. 迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景 (2026年04月01日)
  2. Windows 11(24H2/25H2)の3月オプション更新でインストールできないトラブル 「帯域外更新」で対処 (2026年04月02日)
  3. 安いMacは「使えない」? MacBook Neo 8GBモデルで試す、後悔しないための活用術と注意点 (2026年04月02日)
  4. 視野2.4倍に拡大したオートフォーカスアイウェア「ViXion2」を試す 近視と老眼の悩みを一気に解消、11万円の価値はあるか? (2026年04月03日)
  5. 3COINSで880円の「3D構造マウスクッション」を試す 通気性抜群、これはトラックボールや分割キーボードに適したリストレストかも (2026年04月03日)
  6. 液晶なのにE Ink風? 約10万円の価値はある? TCLの異色電子ノート「Note A1 NXTPAPER」徹底レビュー (2026年04月03日)
  7. 3COINSで1430円の「PCケース:13.3インチ」を試す 収納ポケット充実、フリーアドレスのオフィス移動に便利 (2026年04月02日)
  8. “録画文化”は死ぬのか? 物理メディアの終わりが見えてきた今、TV番組保存の現実的な代替案を考える (2026年04月01日)
  9. 1万円台〜3万円台で買える多機能スマーウォッチ――Amazfitの各モデルがセールでさらにお得 (2026年04月02日)
  10. NVIDIAの超解像技術「DLSS 4.5」で動的/6倍マルチフレーム生成が可能に β版ドライバの適用で (2026年04月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年