日本HPが8月に投入した「HP OMEN 35L Stealth Edition」は、最上位構成でAMD Ryzen 7 9800X3DとNVIDIA GeForce RTX 5080という最高峰のコンポーネントを搭載しながら、ゲーミングPC特有の装飾を排した硬派なモデルだ。
最大の特徴は、PCケース本体のライティング機能をカットし、精悍(せいかん)なオールブラックで統一した「ステルス」デザインにある。
この落ち着いた外観は、クリエイターを抱える企業にとっても導入の障壁が低い。本記事では、多くのクリエイティブ職を支える情シスの視点から、その卓越したパフォーマンスを詳細に検証する。
OMEN 35L Stealth EditionのAMDモデルは、全3モデルで展開されている。ラインアップは、溶岩から成る黒曜石に由来する「オブシディアンプラス」および「オブシディアン」、そして黒瑪瑙(メノウ)をイメージした「オニキスプラス」だ。いずれも漆黒のデザインを象徴する鉱石の名称を冠しており、徹底した「黒」へのこだわりがネーミングにも貫かれている。
オブシディアンプラスとオブシディアンの2モデルは、CPUに卓越したゲーミング性能を誇るAMD Ryzen 7 9800X3Dを採用している。GPUは、前者がGeForce RTX 5080、後者がRTX 5070 Tiを搭載する。
一方、オニキスプラスは、前世代ながら依然として評価の高いAMD Ryzen 7 7800X3DとRTX 5070を組み合わせることで、コストパフォーマンスを高めた構成だ。
スペック表を確認すると、情シスとして見逃せない大きな特徴がある。それは、全てのモデルにおいてOSに「Windows 11 Pro」が標準プリインストールされている点だ。
筆者の経験上、クリエイティブワーカーやエンジニアが部署予算でハイスペックPCを独自購入するケースは多い。しかし、そこで持ち込まれた端末が「Home」エディションであり、社内ポリシーに抵触して追加ライセンスの手配に追われる事象によく遭遇する。
別途ライセンスを購入すれば、当然その分のコストが生じるだけでなく、個別のライセンス管理という運用負担も増大する。その点、OMEN 35L Stealth Editionは全モデルにWindows 11 Proがプリインストールされているため、導入時のフローが極めてスムーズだ。
従業員側にとっても、OSのアップグレードといった余計な待ち時間が発生せず、即座に業務を開始できるメリットは大きい。ミドルハイからハイエンドの構成を選択できる本機は、まさにビジネスPCとしても最適解といえる。
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