充電ストレスからの解放! 「Apple Watch Ultra 3」を選んだ理由と実機を使って分かったこと:スマートウォッチ ナビ(1/2 ページ)

» 2026年01月03日 06時00分 公開
[山本竜也,ITmedia]
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 「Apple Watch Ultra 3」は、Appleのスマートウォッチで最上位となるモデルだ。価格は12万9800円からで、ケースカラーはナチュラルとブラックの2色となっている。

 2024年はApple Watch Ultraの新モデルが出ていないので、2023年のApple Watch Ultra 2以来、2年ぶりのモデルチェンジとなる。とはいえ、見た目や機能は大きく変わっておらず、5Gや衛星通信への対応、ディスプレイのLTPO3化、バッテリー持ちの強化が主な変更点だ。

 ところで、Apple Watchとしては、スタンダードな「Series 11」が6万4800円から、廉価版の「SE 3」が3万7800円から用意されている。廉価版とはいえ、多くの人にとってはApple Watch SE 3でも問題ない機能と性能があることを考えると、Apple Watch Ultra 3の12万9800円はかなり高額に感じてしまう。

 そこで、この記事ではApple Watch Ultra 3について、アウトドアやスポーツを積極的に行わない人が使ってもメリットがあるのかを中心に見ていきたい。

 ちなみに、1月5日まで開催中の「Appleの初売り」では、購入製品によってApple Gift Cardが還元されるが、Apple Watch Ultra 3は対象外なので気を付けよう。

Apple Watch Ultra 3 スマートウォッチ 最上位モデル GPS チタニウム 血中酸素 Appleのスマートウォッチ「Apple Watch Ultra 3」。ケースのカラーはナチュラルで、バンドはトレイルループのブルー/ブライトブルーだ。ケースはブラックも選べる

最新モデルの外観

 Apple Watch Ultra 3は、外観上は前モデルのApple Watch Ultra 2から変わってはいない。ケースサイズは約49(縦)×44(横)×12(厚さ)mmで全く同じだが、額縁部分が約24%小さくなって表示面積が増えている。

 重量もブラックは約61.8gで変わっていないが、ナチュラルは約61.6gで0.2g増加した。重量増加の原因かは分からないが、本体の素材が従来の「95%再生チタニウムを使用」から「100%再生チタニウムを使用」に変更されている。

Apple Watch Ultra 3 スマートウォッチ 最上位モデル GPS チタニウム 血中酸素 本体の形状、サイズはApple Watch Ultra 2から変わっていないが、ナチュラルは約0.2g重さが増している
Apple Watch Ultra 3 スマートウォッチ 最上位モデル GPS チタニウム 血中酸素 パッケージ表面はApple Watchのロゴがエンボス加工されているが、箔押しはなく、非常にシンプルな外観だ
Apple Watch Ultra 3 スマートウォッチ 最上位モデル GPS チタニウム 血中酸素 パッケージの中には本体とバンド、充電ケーブルが入っている

 Apple Watch Ultra 3のアップデート内容は、こういった細々としたものが多い。そのような中で比較的大きな変更となるのが、ディスプレイのLTPO3化だ。

 LTPOはディスプレイの制御技術の一種で、電力効率に優れているのが特徴となる。Apple Watch Ultra 2ではLTPO2を搭載していたが、Apple Watch Ultra 3ではさらに進化したLTPO3が採用された。

 これにより、常時表示モード時のリフレッシュレートが1秒に1回まで高速になり、常時表示モード中でも秒針の表示が可能になっている。

Apple Watch Ultra 3 スマートウォッチ 最上位モデル GPS チタニウム 血中酸素 最大3000ニトのディスプレイは、屋外の直射日光下でも非常に見やすい

 とはいえ、LTPO3自体は従来のSeries 10から採用されていたものだ。Ultra 3には1年遅れでの採用となる。

Apple Watch Ultra 3 スマートウォッチ 最上位モデル GPS チタニウム 血中酸素 向かって右側面には、他のApple Watchと同じくダイヤルとサイドボタンを備えている
Apple Watch Ultra 3 スマートウォッチ 最上位モデル GPS チタニウム 血中酸素 向かって左側面には、カスタム可能なアクションボタンを搭載する。デフォルトではワークアウトメニューに設定されている
Apple Watch Ultra 3 スマートウォッチ 最上位モデル GPS チタニウム 血中酸素 背面の光学式心拍センサーは第3世代で、Ultra 2から変更はないようだ

単体で衛星通信へ対応

 Apple Watch Ultra 3の大きなアップデートとなるのが、5Gと衛星通信への対応だ。5Gに関しては、2025年モデルのSeries 11やSE 3も対応しているが、衛星通信機能に対応するのはApple Watch Ultra 3だけとなる。

 衛星通信機能では、電波が届かない場所にいる場合でも、衛星経由でメッセージや位置情報の送信が可能で、緊急SOSも衛星経由で発信できる。また、衛星経由で「探す」を行うことも可能だ。なお、衛星通信機能はApple Watch Ultra 3のアクティベーション後、2年間は無料で利用できる。メッセージや「探す」を衛星経由で行うには、通信事業者との契約が必要になる。

Apple Watch Ultra 3 スマートウォッチ 最上位モデル GPS チタニウム 血中酸素 衛星通信は体の向きも影響するなど、かなりシビアな印象だ

 衛星経由での緊急SOSに関してはデモを試すことができるが、空が開けていればすぐに利用できるというわけでもなく、体の向きによって通信できないこともある。そういった場合には、画面上で衛星の方向に向くよう指示される。室内では利用できず、森の中などでも感度は相当落ちそうだ。万が一の場合に、運が良ければ使える程度に思っておいた方がいいかもしれない。

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