米Appleは9月9日(現地時間)、新モデル「Apple Watch Ultra 3」を発表した。同日から予約を受け付け、19日に発売する。価格は12万9800円から。
前モデル「Apple Watch Ultra 2」と同様の49mmのチタニウム製ケースを採用しながら、単体による衛星通信と5G通信に対応した。
バッテリー駆動時間はUltra 2比で最大36時間から最大42時間に増えた。低電力モードでは変わらず最大72時間で動作するとしている。充電時間も高速化し、15分の充電で最大12時間使える他、約45分で最大80%まで充電できるようになった(Ultra 2は15分の充電で最大8時間、約1時間で最大80%だった)。
カラーバリエーションは前モデルのUltra 2と同様に、ナチュラルとブラックを用意する。Ultra 2ではあった「〜チタニウム」という名称の後半部分は省略されたようだ。
本体サイズは約49(縦)×44(横)×12(厚さ)mm、重さはナチュラルが61.6g、ブラックが61.8gとなっている。
Ultra 2のサイズは約49(縦)×44(横)×14.4(厚さ)mmだったので、スペック上は厚みが約2.4mm薄くなっているようだ。しかし発表会でアピールしておらず、体感できるほどの差はないと思われる。
ディスプレイはベゼル幅を狭くすることでわずかに大型化した。画面解像度は410×502ピクセルから422×514ピクセルに微増している。1Hz(1秒間に1回の更新)のリフレッシュレートをサポートしたことで、常時表示状態でも秒針が動くようになった。
同時に発表された「Apple Watch Series 11」と同様に、高血圧モニタリング機能にも対応している。
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