「iPhone 17(仮)」シリーズのスペックを予想する A19/A19 Proチップ搭載、Airは歴代最薄で独自モデム搭載か

» 2025年09月04日 11時58分 公開
[山本竜也ITmedia]

 9月10日に発表される可能性が高いiPhone 17シリーズは、Plusに代わってAirの追加、Proモデルでは望遠含めて全てのカメラが48MP化するなどの情報が伝えられています。

 その他にも、新iPhoneと言えば、新プロセッサが搭載されるのか、画面サイズやバッテリー容量がどうなるのかも注目したいところです。そこでこの記事では、執筆時点でのiPhone 17シリーズのうわさや情報などについて、簡単にまとめてみました。

iPhone 16 2024年〜2025年に発売されたiPhone 16ファミリー

プロセッサ:A19チップはTSMC N3Pプロセスで製造

 iPhone 17シリーズには、TSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」で製造されるA19およびA19 Proチップが搭載されると、アナリストのJeff Pu氏が、香港に拠点を置く証券会社Haitongとの技術関連リサーチノートの中で述べているとのことです(関連リンク)。

iPhone 16 iPhone 16 Pro/Pro Maxに搭載されたA18 Proチップ

 iPhone 16シリーズのA18/A18 Proチップは、TSMCの第2世代3nmプロセス「N3E」で製造されています。「N3P」は「N3E」に比べてトランジスタ密度がさらに向上し、性能と電力効率の改善が期待できるとのことです。

 中国の著名リーカーDigital Chat Station氏は、A19 Proチップの性能予想として、Geekbench 6スコアがシングルコアで4000以上、マルチコアで1万以上になるとWeiboに投稿しています。

iPhone 16 A19 Proチップの性能を予想したDigital Chat Station氏の投稿

 これはA18 Proと比較して15〜20%の性能向上を意味しており、シングルコア性能ではM4チップ(Geekbench 6のシングルコアは3600)を上回る可能性があることになります。

一方で、AppleInsiderは、アナリストのJeff Pu氏が投資家向けノートで「標準のiPhone 17はA18チップを継続使用する」という異なる見解を示していると紹介しています(関連リンク)。

 また、Pu氏はiPhone 17シリーズのメモリについて、iPhone 17 Pro/Pro Maxは12GBを搭載、iPhone 17とAirに関しては8GBになると予想しています。なお、1年前の情報ではありますが、Apple関連のリーク情報で有名なMing-Chi Kuo氏は、Pro Maxのみが12GBのメモリを搭載し、Proは8GBになるとの予想を投稿しています。

iPhone 16 Ming-Chi Kuo氏は、iPhone 17 Pro MaxのみRAM 12GBになると予想している

 8GBのメモリは、Apple Intelligenceの基本動作には十分な容量ですが、より高度なAI処理ではPro Maxとの差が出る可能性もあり、モデル選択が悩ましくなりそうです。

ディスプレイ:全モデルで120Hz ProMotion対応へ

 iPhone 17シリーズ最大の変更点の1つが、全モデルでの120Hz ProMotion対応です。iPhone 16シリーズでは、Proモデルのみリフレッシュレート120Hz対応のProMotinテクノロジーに対応していましたが、iPhone 17では全てのモデルがProMotion対応になると複数のリーカーが予想しています。

 ただし、中国の著名リーカーFixed Focus Digital氏は、iPhone 17と17 Airはリフレッシュレート120Hzに対応するものの、ProMotionではないとしています。ProMotionテクノロジーは最大120Hzの可変リフレッシュレートとなっていますが、iPhone 17と17 Airは可変リフレッシュレートに対応していないとのことです。

iPhone 16 iPhone 17と17 AirはPro Motionには非対応の可能性もある

 iPhone 17シリーズの画面サイズは以下の通りと予想されています。

  • iPhone 17:6.3型(現行6.1型から拡大)
  • iPhone 17 Air:6.6型(新サイズ)
  • iPhone 17 Pro:6.3型(据え置き)
  • iPhone 17 Pro Max:6.9型(据え置き)

バッテリー:Pro Maxが初の5000mAh超え

 iPhone 17シリーズのバッテリー容量に関しては、MagSafe対応のアクセサリーを販売するZeeraWirelessがリーク上をまとめたものとして、2025年7月に以下のように投稿しています

  • iPhone 17:3490mAh(16の3561mAhから増加)
  • iPhone 17 Air:2800mAh(極薄設計のため小容量)
  • iPhone 17 Pro:3840mAh(16 Proの3355mAhから増加)
  • iPhone 17 Pro Max:5000mAh(16 Pro Maxの4676mAhから増加)

 Pro Maxの5000mAh超えはiPhone史上初となり、最大2日間のバッテリー持続が期待できるとのこと。これに、搭載が予想されているA19 Proチップの効率性と新しいiOS 26の省電力機能を組み合わせることで、「17 Pro Maxは2025年のバッテリー王になる」としています。

iPhone 17 AirはApple製の5Gモデムを搭載

 iPhone 17シリーズの中で注目の1台は、何といってもiPhone 17 Airでしょう。厚みに関しては、5.5mmや6.25mmなど意見が割れていますが、歴代iPhoneでは最薄になるのは間違いなさそうです。

 そのiPhone 17 Airでは、Appleが設計した5Gモデムチップを搭載すると予想されています。Apple製5Gモデムといえば、2月に発売された「iPhone 16e」には初のApple製モデム「C1」が搭載されていました。どうやら、このC1が搭載されるようです。なお、iPhone 17の他のモデルでは、引き続きQualcommのチップが使用され、Apple C1が搭載されるのはiPhone 17 Airのみとなるようです(関連リンク)。

iPhone 16 iPhone 16eに初搭載されたApple C1モデム

 iPhone 17 Airの薄型化に伴うバッテリー容量の減少を補うため、現状では性能的にQualcommチップに劣るものの、消費電力性能に優れるC1を採用するのかもしれません。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月01日 更新
  1. なぜ? 楽天モバイルでMNPポイントが付与されず 「不適格」と判定された理由と6つの自己防衛策 (2026年08月30日)
  2. なぜ? Suicaが使えない「クレカ乗車・QR専用改札機」設置の意図 東京メトロに疑問をぶつけてみた (2026年08月30日)
  3. Google Pixelに搭載されるも捨てられた“革新的な機能” soliから温度センサー、最新「HiLight」への系譜 (2026年08月31日)
  4. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  5. 全プラン2000円未満でギガの無駄遣いをゼロに、楽天モバイルのサブ回線にも HISモバイル新料金の狙い (2026年08月28日)
  6. 止まらぬ中華スマホの“デカバ”進化 HONORから1万1000mAhの「X80 Pro Max」が登場 (2026年08月30日)
  7. タフネス&高機能スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」が24%オフで3万円台 (2026年08月31日)
  8. 「モバイルバッテリー(借り物)を川に捨てる」という発想が信じられない (2026年08月29日)
  9. ソニーが1万9800円の有線イヤフォン発売 「心地よい低音」ではなく「正確な原音」を (2026年08月28日)
  10. 楽天モバイル販売ランキング:「OPPO Reno15 A」と「arrows We3」が初登場 2.2万円の「Galaxy A25 5G」が2位浮上【2026年7月】 (2026年08月31日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー