Lenovoは1月6日(現地時間)、米ラスベガスで開催中「CES 2026」において、AI機能を大幅に強化したコンシューマー向けPC「Yoga」シリーズおよび「IdeaPad」シリーズの最新ラインアップを発表した。独自のAIエージェント「Lenovo Qira」(キラ)のプレビューに加え、ハードウェアとソフトウェアが密接に連携するという「Lenovo Aura Edition」を拡充する
クリエイター向けの最上位モデル「Yoga Pro 9i Aura Edition」は、CPUに最新のIntel Core Ultra 9 プロセッサ(シリーズ3)と、GPUにNVIDIA GeForce RTX 5070 Laptopを搭載するハイエンドモデルだ。
最大の特徴は、新開発のタッチパッド「Force Pad」にある。付属する「Yoga Pen Gen 2」と組み合わせることで、ペンタブレットとして機能する。
ペン使用時にはタッチパッドとしての入力を自動で無効化するため、誤操作を防ぎながら、精密なスケッチや注釈記入が可能だ。ディスプレイには3.2K解像度のPureSight Pro Tandem OLEDを採用し、最大1600ニトの輝度を実現している。価格は1899.99ドル(約27万4000円)からで、2026年第2四半期に発売予定だ。
持ち運びを重視するユーザー向けには、重量が約975gの「Yoga Slim 7i Ultra Aura Edition」が登場している。マグネシウム合金のボディーに最新のIntel Core Ultra X9プロセッサを搭載し、1kgを切る軽さと高いパフォーマンスを両立させている。
QualcommのSnapdragon X2 Elite/Plusを搭載した「Yoga Slim 7x」は、最大29時間のバッテリー駆動時間が特徴だ。
デスクトップ部門では、32型の4K OLEDディスプレイを搭載したオールインワンPC「Yoga AIO i Aura Edition」を発表した。周囲の照明が通知に合わせて発光するアダプティブライティング機能を備える。
さらに、容量0.65L、重量が約600gの円筒形デスクトップ「Yoga Mini i」も披露された。Wi-Fiセンシング技術により、ユーザーが近づくと自動でスリープから復帰する。指紋認証センサーやThunderbolt 4ポートを複数備え、最大4台のディスプレイ出力に対応する。
ソフトウェア面での大きなトピックは、パーソナルAI「Lenovo Qira」だ。デバイスの垣根を越えてユーザーのコンテキスト(文脈)を理解する「アンビエント・インテリジェンス」を目指したもので、PC、タブレット、スマートフォン間をシームレスに移動して作業を継続できるようサポートするという。2026年中に一部のレノボおよびモトローラ製品に搭載される予定だ。
Lenovoのオウヤン・ジュン氏は「AIが創造的なツールからデバイス間の継続性に至るまであらゆる場所に浸透する中、今回の製品群はAIがいかにバックグラウンドで静かに動作し、コンピューティングを直感的なものにするかを示している」とコメントしている。
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