ASRockは1月17日、東京・秋葉原にて「ASRock ファンミーティング2026」を開催した。その前日にはプレス向けに新製品説明会を行い、同社が「CES 2026」にて発表を行った新製品を国内で初めて公開した。
ここでは、展示や説明があったマザーボード/ミニPCベアボーン/ディスプレイ/グラフィックスカード/電源ユニット/AIO水冷CPUクーラーを紹介する。
今回の目玉となるのは、同社初参入となる簡易水冷(AIO水冷)CPUクーラーだ。AIO水冷CPUクーラーは、同社のマザーボードシリーズと同様に、上から「Taichi」「Phantom Gaming」「Steel Legend」「Challenger」「PRO」といった各シリーズ、ワークステーション向けのWSシリーズといった具合でフルラインアップでの展開になる。
そして、国内正規代理店取り扱い品については6年間の保証が付帯する。
AIO水冷CPUクーラーに用いられる技術についても説明があった。まずウォーターブロック内、熱交換を行うマイクロチャンネル部分ではスカイブ加工を採用していることがアピールされた。金属のブロックを薄く削ぎ起こす加工法で、フィン間隔を約0.1mm、フィン厚を約0.08mmとし、熱伝達面積を大幅に拡大している。製品によりサイズは異なるが、全シリーズでこの加工方法のマイクロチャンネルを採用しているという。
また、これだけ密度の高いフィンになると流路で生じる抵抗も大きくなるとのことで、ポンプもこれに合わせた性能のものを組み合わせている。その他、ラジエーターはフィン間隔を約1.3mmとし熱交換の効率を高め、これと組み合わせるファンも静圧性能の高いストライプリング・ラジエーターファンを採用しているとのことだ。
水冷チューブは「自動車グレード」をうたうIIR+EPDMコンポジットチューブだ。ラジエーター厚も一般的な27mmに加え上位モデルでは32mm、38mmも組み合わせ、ワークステーションモデルなどではリダンダント目的でデュアルポンプ仕様としている。
会場には、これらの簡易水冷CPUクーラーが展示されていた。
一見するとPhantom Gaming 360 LCDと似ているが、耐久性重視のSteel Legend 360 LCDはファンのブレードがLCP、一方でラジエーター厚はPGより薄い27mm(一般的な厚み)になる。ブラックの「Dark」モデルもある
「Challenger White 240 Digital」(左)と「Challenger Pure 360」(中央)。Challenger Pure 360はLEDなしのブラックモデルで、Challenger White 240 Digitalは各種情報を表示するデジタルディスプレイを搭載している。ブラックモデルや360モデルも展開される
ASRock、Intel B850/B860チップセットを採用したシンプル設計のマザーボード4製品
ASRockが水冷CPUクーラー市場に参入 用途に応じた6シリーズを一挙投入
「X870 Taichi Creator」などRyzen向け“強化”マザーボードが続々登場して店頭をにぎわす
「XTなしと同じ値段だったりします」――10万円切りで登場した「Radeon RX 9070 XT」搭載グラフィックスカードが話題に
ASUS、Thunderbolt 5ポート増設用のPCIe拡張カードCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.