ASRockが水冷クーラー市場へ本格参入! 待望のゲーミングディスプレイも日本上陸で新マザー「Rock」も披露(1/3 ページ)

» 2026年01月20日 12時00分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]

 ASRockは1月17日、東京・秋葉原にて「ASRock ファンミーティング2026」を開催した。その前日にはプレス向けに新製品説明会を行い、同社が「CES 2026」にて発表を行った新製品を国内で初めて公開した。

 ここでは、展示や説明があったマザーボード/ミニPCベアボーン/ディスプレイ/グラフィックスカード/電源ユニット/AIO水冷CPUクーラーを紹介する。

ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー ASRock初の簡易水冷クーラーはシリーズごとに製品が分かれる
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー ラインアップと仕様、機能の対応表。数多くのモデルが用意されているのが分かる

マザボ屋のこだわりが生んだAIO水冷CPUクーラー

 今回の目玉となるのは、同社初参入となる簡易水冷(AIO水冷)CPUクーラーだ。AIO水冷CPUクーラーは、同社のマザーボードシリーズと同様に、上から「Taichi」「Phantom Gaming」「Steel Legend」「Challenger」「PRO」といった各シリーズ、ワークステーション向けのWSシリーズといった具合でフルラインアップでの展開になる。

 そして、国内正規代理店取り扱い品については6年間の保証が付帯する。

 AIO水冷CPUクーラーに用いられる技術についても説明があった。まずウォーターブロック内、熱交換を行うマイクロチャンネル部分ではスカイブ加工を採用していることがアピールされた。金属のブロックを薄く削ぎ起こす加工法で、フィン間隔を約0.1mm、フィン厚を約0.08mmとし、熱伝達面積を大幅に拡大している。製品によりサイズは異なるが、全シリーズでこの加工方法のマイクロチャンネルを採用しているという。

ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー スカイブフィン技術で熱伝達を向上させている
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー 実物も展示されており、フィン間隔を約0.1mm、フィン厚は約0.08mmとあって非常に微細だ

 また、これだけ密度の高いフィンになると流路で生じる抵抗も大きくなるとのことで、ポンプもこれに合わせた性能のものを組み合わせている。その他、ラジエーターはフィン間隔を約1.3mmとし熱交換の効率を高め、これと組み合わせるファンも静圧性能の高いストライプリング・ラジエーターファンを採用しているとのことだ。

 水冷チューブは「自動車グレード」をうたうIIR+EPDMコンポジットチューブだ。ラジエーター厚も一般的な27mmに加え上位モデルでは32mm、38mmも組み合わせ、ワークステーションモデルなどではリダンダント目的でデュアルポンプ仕様としている。

 会場には、これらの簡易水冷CPUクーラーが展示されていた。

ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー コンシューマー向けモデル中でフラグシップにあたる「Taichi AQUA 360」
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー Taichi AQUA 360の詳細。ラジエーター厚は38mm、ウォーターブロックの表面は水流が見えるクリアにもできる。ファンブレード素材はLCPだ
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー よく見ると別のチューブを接続するためのフィッティングパーツも見える
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー 参考展示の「Taichi」。水冷ヘッド部分が可動湾曲OLED(左)かホログラフィック(右)のどちらになるかまだ決まっていないということで、ファンミーティングでは人気投票も実施していた
「ASRockファンミーティング2026」に展示された水冷ヘッドのコンセプトモデル
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー 「Phantom Gaming 360 LCD」の特徴
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー 一体型ラジエーターファン、LCDに加え、ウォーターブロック内のファンでVRMやメモリなどCPUソケット周辺を冷却する。ラジエーター厚は32mmある
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー 「Steel Legend 360 LCD」の特徴
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー 一見するとPhantom Gaming 360 LCDと似ているが、耐久性重視のSteel Legend 360 LCDはファンのブレードがLCP、一方でラジエーター厚はPGより薄い27mm(一般的な厚み)になる。ブラックの「Dark」モデルもある
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー 「Challenger White 240 Digital」(左)と「Challenger Pure 360」(中央)。Challenger Pure 360はLEDなしのブラックモデルで、Challenger White 240 Digitalは各種情報を表示するデジタルディスプレイを搭載している。ブラックモデルや360モデルも展開される
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー Challengerシリーズの特徴。国内モデルでは、海外モデルにあった無線LANのアンテナは省かれている
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー 「Pro 360 ARGB」(左)と「Pro 240 ARGB」(右)。コスパ重視のモデルとなり、ウォーターブロック部はARGBのみとシンプルだ
ASRock ファンミーティング 発表会 CES 2026 PCパーツ 水冷 フォログラム CPUクーラー Proシリーズの特徴
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