先週(9月28日週)、マザーボード売り場で話題になっていた新製品にASRockの「X870 Taichi Creator」がある。クリエイター向きをうたうRyzen 9000/8000/7000シリーズ用のATXモデルで、価格は6万5000円弱だ。
同時に、同じくRyzen用のATXモデル「X870 PRO-A WIFI」も3万6000円弱で投入されている。
X870 Taichi Creatorを入荷した各ショップの評価は高い。オリオスペックは「10GbE対応の有線LAN搭載でこの価格帯はかなりお買い得だと思います。ARGB系を排して、コストをかけるポイントを絞っているのがいいですね」と話していた。
パソコン工房秋葉原パーツ館も「チップセットをあえてX870Eではなく、X870にしているところもいいですね。BIOSで背面のUSB4を2個カットすると、2本目のM.2もPCIe 5.0で動作するのもポイントです」と評価していた。
同時に登場したX870 PRO-A WIFIも好評だ。「背面のUSB4を2個カットすれば、3つ目のPCIe x16をx4(PCIe 4.0)で動かせるので、キャプチャーカードなどをプラスしたい人にも柔軟に対応してくれます。こちらもよく錬られた製品だと思いますよ」(同店)という。
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