縦横自由に刺せる6個口ACタップが超絶便利! サンワサプライの新型スリム電源タップを試す(1/2 ページ)

» 2025年09月07日 09時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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 電源を必要とする機器が大量にあるのに、壁のコンセントが足りないという経験をしたことのある人は多いだろう。それを補うために電源タップが存在するものの、ACアダプタが一体になったプラグが1つ混ざると、タップのコンセントに複数の差し込み口があっても無駄になってしまうことがある。

運用中の電源タップ 我が家のルーター置き場で運用中の電源タップ。こちらも6個口なのだが、いやになるほど大きなこの一体型ACアダプタ一があるため、1個口を使えない。ちなみに、左端にも同じような一体型ACアダプタ一が差してある

 そんな悩みを解消するのが、サンワサプライのスリムタップ「TAP-SLIM6UC-15W」(6600円)だ。どのような工夫がなされているのだろうか。試してみた。

縦横自由に刺せるってどういうこと?

 TAP-SLIM6UC-15Wの製品紹介ページには「縦横間自在に差し込めるユニークな6個口設計」とある。縦横? 間? と、頭の中に疑問符が浮かんだが、実物を目にして納得した。

 なるほど、これなら縦/横/間自在だ、と。

「TAP-SLIM6UC-15W」のパッケージ 「TAP-SLIM6UC-15W」のパッケージを開けると「便利さ」が分かるような仕掛けになっている
「TAP-SLIM6UC-15W」 「TAP-SLIM6UC-15W」。写真はケーブル長が約1.5mで、ブラックカラーの他に3mのモデルも用意されている

 要は、4辺に差し込み口がある四角が6つあり、さらに四角と四角の距離も24.5mmのプラグ幅と同じなので、縦でも横でも、さらには四角と四角の間でもプラグを差し込むことができるようになっているのだ。

「TAP-SLIM6UC-15W」の拡大 TAP-SLIM6UC-15Wのコンセント口に接近して撮影。1塊に2組のコンセント口があり、四角を形作っている。四角同士の距離がプラグ幅と同じなので、“間”にもプラグを差し込める
縦差し 縦にも……
横差し 横にも……
間差し 間にも差せる

 差し込み口のセットが6つあるだけではなく、USB Standard-A端子とUSB Type-C端子も備えている。コンセント部分の定格容量は14A/125Vで最大1400W、USB部分は単体利用でUSB Type-C端子は最大33W、Standard-A端子は最大18W、2端子同時利用で最大15Wとなっている。

USB USB Standard-AとUSB Type-C端子も備えるので、場所を取りがちなUSB充電器でタップのスペースがなくなってしまうということもない

 壁のコンセントに差すプラグ部分はスイング式だ。家具の後ろ側の狭い隙間にあるコンセントでも活用できるのがうれしい。

スイング式 直角に折れ曲がるスイング式プラグなので、家具裏などにあるコンセントも有効利用できる

 安全面でも配慮されており、過電流保護機能や自動識別IC機能を搭載している。コードは二重被覆コードで、コードそのものの強度を高めている。

 では、実際にいろいろなものを差してみよう。

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