セットアップはスマートフォンからRingアプリを用いて行う。ざっと試した限りでは、設置のガイダンスなどが挟まるため画面数はかなり多いが、特に難解なわけではなく、後からやり直しも利く。設置のプロセスを別にすれば、ものの5分か10分で完了するはずだ。
主要項目の設定はここで完了だが、この後さらにオプションの設定が続く(左)。ユーザーの招待やプライバシーマスク、モーション検知の設定をするよう促されるが、この時点ではスルーして問題ない(中央)。以上で設定は完了だ(右)さて、本製品の従来モデルと比べた場合の違いとしては、解像度が向上したことが挙げられる。具体的には、従来は1080pだったのが、本製品では2K(2560×1440ピクセル)となっている。
実際に試してみたのが以下の画像で、従来よりも目に見えて文字が読み取りやすくなっているのが分かる。本製品は屋外向けではないので、荷物のラベルを見たり、車のナンバープレートを見たりといった用途は考えにくいが、室内でペットの様子を拡大して見るなどの用途では重宝するだろう。
ちなみに、以前紹介したGoogle Nest Camの新モデルがそうだったように、近年のネットワークカメラの新製品では、視野角がそれ以前のモデルよりも広がっている製品が多い。
しかし、本製品は「水平115度/垂直60度/対角138度」と、従来モデルの「水平115度/垂直59度/対角143度」とほぼ差はない。従来モデルと並べて設置し画像を比較しても、どちらがどちらか分からないほどだ。
同社の製品ページを見ていても視野角については触れておらず、過剰表現などでは全くないのだが、上位モデルならば視野角も広がっているに違いないと早とちりするユーザーは少なからずいるはずで、注意したいところだ。同社としては、広い範囲を見たければ首振り機能が付いた「Pan-Tilt Indoor Cam」を推奨するというスタンスなのだろう。
もう1つ、本製品は低照度環境でもカラーで撮影できるローライトサイトに対応している。試用中、部屋の照明を暗くしたり明るくしたりを繰り返していると、本製品だけ日中と見紛うほど明るくなる瞬間があり、どうやらこれがその機能のようだが、1週間ほどの試用ではオンになる条件を完全に特定するには至らなかった。この機能をあてにして使うのは難しいというのが現時点での評価だ。
プライバシーカバーを有効にした状態。従来モデル(右)は、カバーが閉じている旨を知らせるメッセージが出てライブ自体を表示できなかったが、本製品(左)はメッセージが出ず、カバーで覆われた状態のままライブ自体は表示できるこれ以外の基本的な機能は、従来モデルと変わりがない。マイクとスピーカーを通じて双方向のやり取りが可能な他、人物や車などのモーション検知にも対応する。ちなみにWi-Fiは2.4GHz帯のみ対応で、5GHz帯には非対応だが、これは従来モデルと同様だ。
なお製品ページの「技術仕様」を見比べると、遠隔でカメラのスピーカーからサイレンを鳴らす「サイレン」という項目が新たに追加されているが、これは従来モデルにもある機能で、実際に試したところホーム画面のボタンを押して起動する手順、30秒で自動停止する仕様、さらにサイレン音やボリュームに至るまで同一だった。項目だけが追加されたものと考えてよさそうだ。
ホーム画面。サイレンはこの画面の中段にある赤いボタンで制御する(左)。解除/在宅/不在の3モードを切り替えて使用する。このあたりは従来モデルと同じだ(中央)。モーションは検知ゾーンや感度の設定が行える(右)
スマートアラートは、人物や車など種類ごとの録画や通知が可能だ。Google Nestと異なり、人物が誰なのか認識して通知にラベルを付ける機能はない(左)。ビデオの設定。従来存在していた「カラーナイトビジョン」という項目がなくなったが、機能ごと消滅したわけではなく、無効化できなくなっただけと推測される(中央)。ビデオ画質は2Kと1080pから選択できる。従来モデルにはなかった画面だ(右)
メインのビュー。ライブ映像と自動録画されたイベントとを切り替えて表示できる(左)。動画は削除/ダウンロード/スター添付/スナップショットなどの操作に対応する(中央)。イベントはタイプでの絞り込みも可能だ。これらの項目は従来モデルと共通だ(右)
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