AmazonのRingブランドから新たに登場した「Ring Indoor Cam Plus」は、屋内利用を前提としたセキュリティカメラだ。画質が従来の1080pから2K(2560×1440ピクセル)に向上したのが売りで、製品ページでは「ワンランク上の屋内用セキュリティカメラ」であるとアピールしている。
従来モデルにあたる「Indoor Cam(第2世代)」は現時点では継続販売されており、後ろに「Plus」がついた本製品が、上位モデルとして追加された格好だ。今回は代理店から借用した機材について、筆者私物の「Indoor Cam」と比較しつつレビューをお届けする。
まずは外観から見ていこう。本製品のデザインは、従来モデルにあたるIndoor Cam(第2世代)と酷似しているが、ボディーは従来の円柱状から、前後に若干潰れた、上から見ると断面が楕円形となるデザインに変更されている。ただし本体寸法は従来が約4.9(幅)×4.9(奥行き)×9.6(高さ)cm、本製品が約5(幅)×5(奥行き)×9.45(高さ)cmと、ほとんど違いはない。
レンズを物理的に覆うプライバシーカバーは変わらず備えているが、円柱状ではなくなったことで、カバーの開閉にあたって前後にスライドさせるワンアクションが追加され、扱いを誤ってうっかり壊しかねない怖さは、従来モデルより増している。機械類が苦手な家族が扱うことも多いはずで、このあたりはもう少しやりようがあったのではと感じる。
もっとも、レンズ部だけはなく本体正面のカメラを含む黒い部分を物理的にまるごと覆う仕組み自体は秀逸だ。遠くから見て黒い部分が見えていればカメラは有効、見えなければ無効と、一目で判断できるからだ。
ケーブルは、従来モデルは取り付け時の隙間をなくすためか、ハウジング部が独特な形状を持った専用のUSB microBケーブルが用いられていたが、本製品では一般的なUSB Type-Cケーブルが使えるようになった。そもそも本製品は屋内専用であり防水仕様も不要なため、接続部に多少の隙間が生じても実用上の問題はない。それよりも(レアケースだとしても)万一の断線時に市販ケーブルで代用できるのは安心感がある。
また、ボールジョイント構造の底面スタンドを180度回転させて後方に回すことで、壁掛け設置にも対応する。従来モデルは背面に回したスタンドがケーブルと干渉する欠点があったが、本製品はケーブルを挿すポートが上に移動したことで、干渉は起こらなくなっている。このあたりは従来モデルからの改善の跡が見られる。
付属品はこのUSBケーブルと電源アダプター、さらに壁面取り付け用のネジ類一式が付属する。このあたりの構成は従来モデルと基本的に同一だ。ちなみに壁面への取り付けと据え置き設置では底面スタンドを壁面取り付けの台座として用いるため、壁面取り付け用の専用パーツは用意されておらず、結果的にシンプルな構成となっている。
ボディーカラーは、従来モデルがホワイトとブラックに加えてブラッシュ、スターライト、チャコールと多色展開なのに対し、本製品は現状ホワイトとブラックの2色だけだ。従来モデルもカラーが追加されたのは後日なので、本製品も今後同じ道をたどる可能性はあるが、現時点でのカラーバリエーションは、従来モデルの方が豊富だ。
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