Ryzen 7 PRO 6850Uを搭載したミニPC「GMKtec M7 Ultra」は買いか? M6 Ultraとの性能差を検証、OCuLinkによる拡張性が魅力(3/3 ページ)

» 2026年01月28日 12時15分 公開
[Yukito KATOITmedia]
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M7 Ultraの目玉は、OCuLinkを使ったGPU性能の大幅な底上げにアリ

 ベース構成だけ見ると、M6 Ultraの方がお得に見えるが、M7 Ultraの強みであるOCuLinkをサポートしていないため、今後、AAAタイトルのゲームをプレイする予定があるなら、積極的にM7 Ultraを選びたいところだ。

 とはいえ、M7 Ultraと外部GPUを組み合わせた場合、どの程度のパフォーマンスを発揮するか気になる人もいるかと思うので、NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 16GBを外部GPUとして接続し、内蔵グラフィックスとの性能差について各種ベンチマークテストを通して確認してみよう。

再びFF14、FF15ベンチマークをチェック

 先ほどM6 Ultraとの性能比較に利用したFF14ベンチマークとFF15のベンチマーク結果をあらためて測定してみた。結果は以下の通りだ。

FF14ベンチマーク(フルHD 1920×1080ピクセル)

  • 内蔵GPU利用時
    • 標準品質(デスクトップPC):5384(普通)
    • 高品質(デスクトップPC):3882ポイント(設定変更を推奨)
    • 最高品質:3243ポイント(設定変更を推奨)
  • 外部GPU利用時
    • 標準品質(デスクトップPC):1万7941ポイント(非常に快適)
    • 高品質(デスクトップPC):1万7723ポイント(非常に快適)
    • 最高品質:1万7255ポイント(非常に快適)

FF15ベンチマーク(フルHD 1920×1080ピクセル)

  • 内蔵GPU利用時
    • 軽量品質:3924ポイント(普通)
    • 標準品質:3193ポイント(普通)
    • 最高品質:2252ポイント(重い)
  • 外部GPU利用時
    • 軽量品質:1万8996ポイント(非常に快適)
    • 標準品質:1万7561ポイント(非常に快適)
    • 最高品質:1万3579ポイント(非常に快適)

 OCuLink接続時の動作モードはPCI Express 4.0 x4モードとなるが、それでも外部GPUを利用した際のパフォーマンスの高さは絶大だ。

photo FF14/FF15ベンチマーク(内蔵GPU、外部GPU比較)の結果

現時点では購入価格を抑えたいが、ゆくゆくはAAAタイトルゲームをプレイしたい方にM7 Ultraをオススメ

 デスクトップPCを置く場所がないユーザーにとって、PCで推奨環境のハードウェアスペックが高いAAAタイトルをプレイするのはハードルが高い。しかし、コンパクトなM7 Ultraに外部GPUを接続する構成であれば、AAAタイトルのゲームを手軽にプレイできる環境が整えられる。

 もちろん、最初からゲーミングデスクトップPCを購入した方が最終的なコストは安くなるが、PCの選定に制約のあったユーザーにとっては良い事だと筆者は考える。

 筆者もミニPCではなく、ノートPCでThuderbolt 4を使った外部GPUを利用しているが、大きなトラブルなく活用できている。よってPCを置くスペースが限られている人や、できる限り初期導入コストを抑えたい人であれば、外部GPUを接続できる拡張性を備えたM7 Ultraという選択肢は十分アリなのではないだろうか。

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