前回はAMD Ryzen 5 7640Hを搭載したGMKtecのミニPC「NucBox M6 Ultra」(以下、M6 Ultra)を紹介したが、今回は同社のさらなる上位モデル「NucBox M7 Ultra」(以下、M7 Ultra)の実機を用いて、仕様やパフォーマンスの違いを深掘りしていこう。
M7 Ultraの実売価格は16GB/512GB(メモリ/ストレージ)モデルが7万3990円、16GB/1TBモデルが7万9990円だ。
本体は明るいグレー基調で、サイズは約132(幅)×125(奥行き)×58(高さ)mm、重さは約604gとなっている。本体前面のインタフェースは左から順にOCuLink×1基、USB4×1基、USB 3.2 Gen 2 Standard-A×2基を搭載しており、OCuLink以外はM6 Ultraと同じ、ミニPCとしては充実した構成となっている。
OCuLinkはPCI Express 4.0 x4モードで動作する外部拡張ポートで、対応する外付けGPUアダプターを接続すれば、デスクトップ向けのグラフィックスカードを用いてグラフィック性能を大幅にアップグレードできる。
グラフィックスカード自体に接続する電源ユニットや外付けGPUアダプターを別途用意する必要はあるが、ミニPCでも後からグラフィックス性能をアップグレードできる拡張性の高さはかなりありがたい。
残念な点を挙げるとすれば、OCuLinkのポートが本体前面に配置されているため、ケーブルの配線に少し手間取る。できれば背面にポートを配置してほしかったというのが正直なところだ。
本体背面には、USB2.0 Standard-A×2基、8K/60Hz出力に対応したDisplayPort 2.0×1基、同じく8K/60Hz出力に対応したHDMI2.0出力×1基、2.5GbEに対応した有線LAN×2基、USB4×1基という構成になっている。
M6 Ultraと比較すると、背面のUSBポートが全てUSB2.0に仕様変更されているため、USBで接続する外部機器を多く利用している人は、別途USB Type-C接続のUSBハブを用意するといいだろう。
背面の外部インタフェースはM6 Ultraと比べると、映像出力系統がアップグレードされた一方で、逆にUSBポートは全てUSB2.0にダウングレードされるなど、機種によって意外な差がある。
このようにM7 UltraとM6 Ultraでは外部インタフェースの仕様に差がある状態だが、各機種の位置付けはどのように考えればいいのだろうか。
そこで、各種ベンチマークテストを通して、M7 Ultraの特徴をもう少し掘り下げてみることにした。
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