1月30日、AMDの新しいCPU「Ryzen 7 9850X3D」の販売がスタートした。主な仕様と価格は以下の通りだ。
| モデル名 | コア | スレッド | 動作クロック | 内蔵GPU | 消費電力 | CPUクーラー | 価格(税込み) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Ryzen 7 9850X3D | 8コア | 16スレッド | 4.7〜5.6GHz | AMD Radeon Graphics(2200MHz) | TDP 120W | なし | 9万5000円弱 |
| (参考)Ryzen 7 9800X3D | 8コア | 16スレッド | 4.7〜5.2GHz | AMD Radeon Graphics(2200MHz) | TDP 120W | なし | 8万6000円弱 |
2024年12月に登場した「Ryzen 7 9800X3D」の強化モデルという位置付けで、主な違いはブーストクロックの上限値となる。第2世代「3D V-Cacheテクノロジー」により、L3キャッシュを96MB搭載するなどの特徴は変わらない。
ロングヒットモデルの強化版ということで発売前から注目を集めていたCPUだが、販売初日の反響はどこのショップも静かだった様子だ。あるショップは「第一に値段ですよね。9800X3Dより1万円近く高いけれど、ブーストクロック以外は変わらない。なら9800X3Dを選ぶよね、と」と冷淡に語る。
加えて、2025年末から続くメモリやストレージなどの状況に言及するコメントが多かった。別のショップは「新規に組むにはパーツがあまりに高すぎるのと、選択肢が限られてくる状況ですから。それでも組みたいという衝動を促すような性能や機能がないと、ちょっと厳しい」と冷静に指摘しつつ、「まぁモノは良いので、価格が落ち着いたら定番になってくれそうではあります」と長い目で見守る姿勢を示していた。
それでも寒風が吹いているわけでもない。特価キャンペーンも利用しつつ購入する人も複数店舗でおり、「即売り切れにはなりませんが、週末まで潤沢に残るという感じでもなく」(パソコンSHOPアーク)といった声も聞いた。
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