正月休みが明けて流通が通常モードに復帰した今週(1月11日週)は、年末年始に薄くなった在庫が回復するタイミングといえる。しかし、2025年から続くメモリやHDD、SSDの品薄傾向や値上がりは相変わらずの状況だ。
ただ、複数のPCパーツショップの価格表を眺めると、この厳しさが目立たないようにも感じられる。それ以上にグラフィックスカードの供給不足が目立っているためだ。ドスパラ秋葉原本店は「3連休が明けた後でも、グラフィックスカードは全体的に在庫が厳しい状況です」と窮状を伝える。
特に在庫が薄いのは、やはりGeForceのミドルクラス以上だ。RTX 5060 Ti(16GB版)より上のラインアップが軒並み売り切れとなっていたショップもある。
パソコンSHOPアークは「ハイエンドで組むならRadeon上位が現実的な選択肢となっていますね。GeForceはRTX 5060搭載カードまでも品薄傾向にあって、いよいよピンチです」と率直に語る。TSUKUMO eX.も「Radeonも安泰ではありませんが、NVIDIAがよりシビアです。いずれも型番単位の再入荷は望めない状況ですね」という。
それでも、RTX 5080カードまでは若干数の再入荷もみられた。RTX 5090はINNO3Dの水冷対応カード「GEFORCE RTX 5090 iCHILL FROSTBITE」の再入荷が確認されたのが例外といえる状況で、売り切れが当たり前となっている。
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