肝心のパフォーマンスですが、さすがに外部GPUを搭載した同価格帯のゲーミング/クリエイターPCよりは劣ると感じました。
しかし、「軽さは正義」という言葉を体現するように、約1.39kgのボディーからは想像もつかない快適な動作には驚かされます。負荷の高い360度動画の編集作業においても、十二分なパフォーマンスを発揮してくれます。
さらに感心したのが、「ProArt Creator Hub」ユーティリティーの存在です。
ProArt Creator Hubはシステムの状態が確認できるダッシュボード、カラーコントロール(色温度/ガンマなどのディスプレイ色補正)、ワークスマート(最大4アプリ同時起動のタスクグループ設定)、パフォーマンスの最適化(メモリ解放・プロセス終了)などの機能がそろっています。
同様の機能はゲーミングノートPCの統合管理ユーティリティーにもありますが、こちらの方がUIがシンプルですし、クリエイター用途の機能に絞り込んでいます。いや、本当によく作り込まれていますよ、ProArt GoPro Editionは。
64万9800円という価格は、決して安価ではありません。しかし、これまで述べた通り、GoProをはじめとするアクションカムや360度カメラのワークフローを一気通貫で運用できる「環境」そのものが提供されているのです。
撮影→取り込み→編集→納品のサイクルを、外出先で完結させたいクリエイターに向けた一式セットという思想が、この製品の本質です。
加えて、GoProとASUSのコラボという一点物の意匠を持つハイエンドノートPCという所有価値もあります。
スペックだけで選ぶ一台ではなく、仕事の道具として使い続けることへの納得感を込めた価格設定なのでしょう。そう感じるほど、撮影したら即座にPCを開いて、ファイルを転送すればすぐ編集作業ができる動線の短さがあるのですから。
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